今回の胸部外科学会のMICS(低侵襲心臓手術)のセッションで発表した時にも、こうした右開胸アプローチでの大動脈弁+僧帽弁の同時手術の報告はほとんどない、というコメントを頂きました。
しかしながら、こうした侵襲度の高い手術ほどMICSのメリットがあり、当院で経験した症例はすでに4例ありますが、透析患者や左室機能が低下した患者さんにも適応し、良好な術後経過が得られています。4例中1例は大動脈弁置換+僧帽弁形成+三尖弁輪縫縮の三弁同時手術を右小開胸で行った症例で、年齢は80歳以上と高齢でしたが、術後の経過は良好でした。こうした手術に対応していない病院がほとんどなので、わざわざ県外から横須賀まで手術にいらした甲斐があるというものです。
今後も、確実かつ安全な手術が大前提ではありますが、適応可能な症例には横須賀市立うわまち病院心臓血管外科では積極的に低侵襲手術に挑戦していく予定です。
しかしながら、こうした侵襲度の高い手術ほどMICSのメリットがあり、当院で経験した症例はすでに4例ありますが、透析患者や左室機能が低下した患者さんにも適応し、良好な術後経過が得られています。4例中1例は大動脈弁置換+僧帽弁形成+三尖弁輪縫縮の三弁同時手術を右小開胸で行った症例で、年齢は80歳以上と高齢でしたが、術後の経過は良好でした。こうした手術に対応していない病院がほとんどなので、わざわざ県外から横須賀まで手術にいらした甲斐があるというものです。
今後も、確実かつ安全な手術が大前提ではありますが、適応可能な症例には横須賀市立うわまち病院心臓血管外科では積極的に低侵襲手術に挑戦していく予定です。