P-MEG:Physician Modified Endograftというのだそうですが、ステントグラフトに大動脈分枝の位置に合わせて開窓し、Deploy後に、この開窓した穴から分枝に向かってカバードステントを留置することです。これにより大動脈分枝にも対応したステントグラフト手術をすることを可能にした治療が可能になります。
横須賀うわまちでも数例実施しており、この正確な開窓をするために、3Dプリンターで実際に大動脈の模型を作成して分枝用の穴をあける方法、それに加えて当院ではVRで計測する方法も取り入れています。VRのシステムは関東地方の心臓血管外科では唯一、横須賀うわまちが採用しており、先進的な治療をリードする一つの武器になるのではと思っています。
3Dプリンターでの大動脈模型作成
VRゴーグルをかけての大動脈の正確な解析