胸部外科学会の関東甲信越地方会が11月3日 開催されました。
横須賀市立うわまち病院心臓血管外科からも、左室形成術後の感染性心内膜炎による左室仮性瘤形成に対する再左室形成術についての症例報告を行いました。感染性心内膜炎が左室形成部に発生すること自体、報告なく、またこれを再度の左室形成術で根治させること自体が非常に珍しい治療経験です。また、初回手術は胸骨正中切開で、冠動脈バイパス術も併施していることから、左開胸によるアプローチで、冠動脈バイパスを損傷することなく、また、大動脈遮断することなく治療する、疾患にとってベストな術式選択として意味のある症例報告と思います。
地方会では、心臓腫瘍のセッションでの座長をしました。非常に珍しい症例報告もあり、勉強になるセッションでした。
また、学生や初期研修医の発表するセッションもありましたが、今の学生さん、研修医の発表のレベルの高さに驚きました。将来の心臓血管外科医として有望と思いました。
しかしながら、意外にも最近話題のMICS(低侵襲心臓手術)の演題が非常に少なかったです。まだ普及がこれからと言ったところであることと、地方会の場合は若手のドクターが発表することが多いので、より難易度の高いMICSを担当するチャンスがまだ少ないということなのかもしれません。
心臓血管外科医としての勉強の機会としての学会は、胸部外科学会、心臓血管外科学会、血管外科学会およびそれらの地方会などがあります。
横須賀市立うわまち病院心臓血管外科からも、左室形成術後の感染性心内膜炎による左室仮性瘤形成に対する再左室形成術についての症例報告を行いました。感染性心内膜炎が左室形成部に発生すること自体、報告なく、またこれを再度の左室形成術で根治させること自体が非常に珍しい治療経験です。また、初回手術は胸骨正中切開で、冠動脈バイパス術も併施していることから、左開胸によるアプローチで、冠動脈バイパスを損傷することなく、また、大動脈遮断することなく治療する、疾患にとってベストな術式選択として意味のある症例報告と思います。
地方会では、心臓腫瘍のセッションでの座長をしました。非常に珍しい症例報告もあり、勉強になるセッションでした。
また、学生や初期研修医の発表するセッションもありましたが、今の学生さん、研修医の発表のレベルの高さに驚きました。将来の心臓血管外科医として有望と思いました。
しかしながら、意外にも最近話題のMICS(低侵襲心臓手術)の演題が非常に少なかったです。まだ普及がこれからと言ったところであることと、地方会の場合は若手のドクターが発表することが多いので、より難易度の高いMICSを担当するチャンスがまだ少ないということなのかもしれません。
心臓血管外科医としての勉強の機会としての学会は、胸部外科学会、心臓血管外科学会、血管外科学会およびそれらの地方会などがあります。