どこにでもいる！？組織内のガン

どこの組織にも、エラそうな態度・横柄な言い方・自分のことは棚にあげておくくせにやたらと部下や後輩たちに説教をタレるヤツはいる。

しかも、そいつに下手に実力があったりなんかすると、余計に厄介だ。

プロ野球の世界でのその代表格とも言えるのが、DeNAの中村ノリ。

かつては、近鉄の４番打者として堂々の成績を挙げてきていた。

その後もオリックス・中日・楽天など（いちおうドジャースも）を経由して現在はDeNAにいるが、最近はさすがにたいした成績は残せていない。

にもかかわらず、態度だけは相変わらずデカいようだ。


先日の試合では、８回までリードしていた時点の無死１塁の場面で、１塁ランナーに盗塁の指示が出ていたのを無視して、初球に手を出して見事に併殺。

これにキレた中畑監督が２軍落ちを命じた、ということだ。

http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1796181.html

しかも、この事件（？）の後、ノリ自身がfacebookで言い訳を書き連ねたようで、これがまた騒動に火をつけた。

内容は、どう見ても「ボクちゃん、悪くないもん」と言ってる（自分が優等生だと思っている）ガキの作文。


一部にノリを擁護する意見もあるようだけど、この男の騒動は今回に限ったことではない。

以前にも、自分の打席の時に、盗塁した選手（もちろん盗塁は成功）をその後ベンチで延々と説教したとか、ロッカーでは継投策など監督采配に対ししょっちゅうダメ出しをしているとか、いろいろとある。

だいたい、何だよ「打撃に集中させてほしい」って。

お前は、前にランナーがいると打撃に集中できないのか？

しかも、これって逆に相手チームに対して「オレが打席にいる時はランナーは動かないよ」と宣言しようとしてるのと同じで、相手投手に対して「ピッチングに集中していい」と言っているわけで、ある意味アホ丸出しだ。

そもそも「ランナーは無視していいから、バッターに集中しろ」などということは、相手チームの監督・コーチが言うことだから、それをバッターが言うなんて・・・


あと、このfacebookの中で気になった言葉がひとつ。

「自分は必要とされていないのか」

一見すると、自分自身を真摯に見つめ直そうとする態度を取っているようにも取れるが、この男はかつて近鉄時代にも、「中村というブランドをこのままにしていいのか」という旨の発言をしている。

自分で自分のことを「ブランド」だと言い切る人間のことだから、この言葉も「自分がいなきゃダメな球団のくせに、オレの好きにさせろよ」と言っているようにしか取れない。


やっぱり何年たっても、性格は変わらない・・・

・・・ということではなく、若い時からそうであった人間は、年を取ったらそれがますますヒドくなることはあっても、丸くなることなんてほとんどない。

芸能人なんかで「昔はワルやってて・・・」みたいなことを言いつつ、「今は、すっかり更生したよ」みたいな自慢をしているヤツがいるけど、そんなヤツは、今でも（あるいは昔以上に）変わりなくワルであるか、でなければ昔はたいしたワルではなかったかのどちらかだろう。


ノリも、もう４０歳。

今から態度が変わることなんかまずあり得ない。

となると、もはや引退しか残っていない？