はぶて虫のささやき

日々の出来事について、雑感を書いてます。
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(旧:はぶて日記)

英雄さまを何と心得るか!

2006-10-21 | 日記
ディープインパクトがドーピング疑惑。

最初思ったのが「やられたか?」ということ。

F1みたいに、凱旋門賞もヨーロッパの文化の象徴。
「日本人になんか勝たせるものか」とヤツらが考えたとしても、何ら不思議はないと思う。

ただ、それに対して日本人は余りにも無防備だしノー天気。
ことが起こった後に「ハメられた、ということはあり得ないと思う」などとコメントするよりも、その前にもっと注意を払うべき。

同じような感覚なのが、高橋クン。

今日の天声人語。

いつものように、最初の文章は意味がないので、途中から引用する。

『先日の凱旋門賞で3着となったディープインパクトから、欧州で禁止されている薬物が検出されたという。イプラトロピウムという気管支拡張剤で、日本では禁止薬物に指定されていない。 どうして、こんなことになったのだろう。故意なのか、あるいは不注意だったのか。思いがけない衝撃が駆け回ってしまったが、経緯をしっかりと解明し、十分に説明してもらいたい。 故意に薬物を使うドーピングの歴史は古いという。ドーピングという言葉は、南アフリカの先住民カフィール族が景気づけに飲んでいたお祭り用の酒「ドップ」に由来しているといわれている。 古代ローマの時代には、二輪馬車競技の競走馬に、発酵してアルコールができる蜂蜜液を飲ませていた。これが「スポーツ」でのドーピングの始まりで、19世紀に入ってから、自転車やサッカー競技に広まったという。 人間のドーピングと違って、少なくとも馬自身には責任がない。そのことが救いだが、哀れさも感じる。もう少し、人間たちが気をつけてやれなかったものか。国境をはるかに超えてパリの地に立ち、強敵と頂点を競ったひきしまった姿がよみがえる』

競馬になんか興味がないだろう、ということがヒシヒシと感じ取れる。
それに、相変わらずの「経緯をしっかりと解明し、十分に説明してもらいたい」という、無味乾燥な意見。

「もう少し、人間たちが気をつけてやれなかったものか」って、バカじゃないの?

馬自身は、ドーピングでクロと認定されようが、賞金が没収させられようが、まったく気にするわけがない。
競馬って、馬のためにやってるんじゃないからね。

最後の「国境をはるかに超えてパリの地に立ち、強敵と頂点を競ったひきしまった姿がよみがえる」というコメントも、何が言いたいのかわからなくて笑える。

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