すでに優勝どころかAクラス入りの可能性もほぼなくなった広島カープに残された期待は、もはや森下の新人王しかない。
そんな森下が、昨日の中日戦に登板し、7回まで5安打1失点に抑えていた。
味方の援護は2点止まりであったが、この時点でまだ球数は96球だったので、引き続き8回も投げるのかと思っていたが、なぜか佐々岡監督は、7回裏の攻撃で森下に代打を送った。
追加点のチャンスではあったが、そんなことより森下の好投の方が期待できたので、当然そのまま打席に立つのかと思っていた。
案の定、追加点を奪えないまま8回に入り、中継ぎとして塹江を登板させた。
ところが、塹江が1死後に四球と安打で2人ランナーを出してところで、フランスワに替えた。
そのフランスワも、大島に四球を与え、京田は抑えたものの、阿部・ビシエドに連打を浴びて、一挙に4点取られ、森下の勝ちを消し去ってしまった。
あそこで、どうして森下を替えたのか、私には理解できない。
言っておくが、塹江⇒フランスワへの継投は、カープの「勝利の方程式」ではない。
先発だけではなく中継ぎ陣にも信頼が置けないカープ投手陣において、この二人しかいないだけなのである。
後はケムナ誠や島内がまずまずの投球をするくらいで、他は誰が投げても抑えられる気がしない。
特に最近の塹江は少し疲れ気味だ。
だったら、森下を続投させた方が、可能性は高かったはずだ。
佐々岡監督としては、8回に打たれてしまうと、勝ち星が消えてしまう上に、防御率にも影響するので、温情をかけたのかも知れない。
しかし、何度も言うが、今のカープに「勝利の方程式」などない。
いずれカープの大黒柱になるべき森下に、ここは試練を与える意味でも続投させるべきだったと思う。
新人賞争いのライバルであり、途中までは森下よりも調子の良かった巨人・戸郷も、最近疲れてきたのか、ここのところ足踏みが続いている。
ここがチャンスだったのに、佐々岡監督は、自らその芽を摘んでしまっているような気がする。
あと19試合、巨人は20試合残しているので、それぞれ4~5試合くらいは登板できそうだ。
まだまだ結果はわからないが、もし微差で戸郷が新人賞に輝いたとしたら、この試合が大きな要因になっていたことになるかも知れない。
佐々岡も、今さらいったい何にビビっているのか。
3連覇した時の、日本シリーズでの緒方監督の采配みたいに、いつもいつも「普段通りの野球」がいいわけではない。
ここ一番では、奇襲・奇策とも言える采配をしないようでは、またしばらくカープの低迷期が続いてしまうような気がしてならない。
そんな森下が、昨日の中日戦に登板し、7回まで5安打1失点に抑えていた。
味方の援護は2点止まりであったが、この時点でまだ球数は96球だったので、引き続き8回も投げるのかと思っていたが、なぜか佐々岡監督は、7回裏の攻撃で森下に代打を送った。
追加点のチャンスではあったが、そんなことより森下の好投の方が期待できたので、当然そのまま打席に立つのかと思っていた。
案の定、追加点を奪えないまま8回に入り、中継ぎとして塹江を登板させた。
ところが、塹江が1死後に四球と安打で2人ランナーを出してところで、フランスワに替えた。
そのフランスワも、大島に四球を与え、京田は抑えたものの、阿部・ビシエドに連打を浴びて、一挙に4点取られ、森下の勝ちを消し去ってしまった。
あそこで、どうして森下を替えたのか、私には理解できない。
言っておくが、塹江⇒フランスワへの継投は、カープの「勝利の方程式」ではない。
先発だけではなく中継ぎ陣にも信頼が置けないカープ投手陣において、この二人しかいないだけなのである。
後はケムナ誠や島内がまずまずの投球をするくらいで、他は誰が投げても抑えられる気がしない。
特に最近の塹江は少し疲れ気味だ。
だったら、森下を続投させた方が、可能性は高かったはずだ。
佐々岡監督としては、8回に打たれてしまうと、勝ち星が消えてしまう上に、防御率にも影響するので、温情をかけたのかも知れない。
しかし、何度も言うが、今のカープに「勝利の方程式」などない。
いずれカープの大黒柱になるべき森下に、ここは試練を与える意味でも続投させるべきだったと思う。
新人賞争いのライバルであり、途中までは森下よりも調子の良かった巨人・戸郷も、最近疲れてきたのか、ここのところ足踏みが続いている。
ここがチャンスだったのに、佐々岡監督は、自らその芽を摘んでしまっているような気がする。
あと19試合、巨人は20試合残しているので、それぞれ4~5試合くらいは登板できそうだ。
まだまだ結果はわからないが、もし微差で戸郷が新人賞に輝いたとしたら、この試合が大きな要因になっていたことになるかも知れない。
佐々岡も、今さらいったい何にビビっているのか。
3連覇した時の、日本シリーズでの緒方監督の采配みたいに、いつもいつも「普段通りの野球」がいいわけではない。
ここ一番では、奇襲・奇策とも言える采配をしないようでは、またしばらくカープの低迷期が続いてしまうような気がしてならない。
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