ネットで見つけた記事。
タイトルは「なぜ松坂世代は特別なのか。名球会入りゼロも、愛され続ける理由」
https://news.yahoo.co.jp/articles/38e06d724f76f08d2e6076ab4971c53516729a17
タイトルを見た瞬間、「ダービー」を思い出した。
競馬のGⅠレースの一つにすぎないダービーを、とにかく特別なもののように扱う人が多いが、それと同じ。
競馬の本場であるイギリスの制度・体系を持ってきただけなのに、いかにも「伝統・格式・内容」ともに特別であると言いたがる競馬評論家がいた時には驚いた。
「ダービーが特別なのは、最高の馬たちが、最高の状態で、最高のレースをするからだ」という寝言みたいなことも言っていた。
たかが、3歳時点でのトップを決めるレースであるだけなのに、いったいどうすればこのような自分に酔いしれた言葉が吐けるのか不思議だった。
だいたい、「最高の馬たち」とか言っても、レースに出場する大半の馬は条件馬(オープンクライではない馬)である。
その後1勝もできないどころか、誰にも気が付かれずに消えていく馬がほとんどなのに。
まあ、ダービーの話は、また来年の夏にする(?)として、この記事である。
確かに「松坂世代」という言葉はよく聞くが、具体的に誰がいるのか、実はあまりよく知らない。
記事のきっかけは、阪神の藤川と楽天の渡辺直人の引退ということらしい。
藤川が松坂世代だということは、普段気にしたことはなかったとは言え、それなりの成績と記憶に残るピッチャーであることは間違いないのだが、楽天の渡辺直人なんて、多くのプロ野球ファンはあまり知らないだろう。
私は、個人的には知っている(どうしてか・・・は内緒?)が、それほどたいした成績は残していない。
他に誰がいるかと言うと、私がすぐに思い浮かぶのは、元横浜・巨人の村田修一であるが、彼にしても、本塁打王を2回取っているとは言え、一度は現広島カープ監督の佐々岡の引退試合での最後の打者として対戦し、あろうことか、その最後の球を本塁打したという、礼儀(?)を知らないおっさんである。
あの大魔神佐々木にも、「あれは打っちゃいかんでしょ」と言われていたくらいだし。
一般的には「男・村田」と言われているようだけど、チャンスに弱いというイメージしかない。
ベイスターズファンに言わせると、「たいした選手じゃない」ということである。
それ以外では、ソフトバンクの和田くらいだろうか。
松坂の1学年下の世代には、青木宣親、鳥谷敬、岩隈久志、糸井嘉男、川崎宗則らがいる。
さらに、今もっとも勢いがあると思われているのが1988年生まれで、田中将大、前田健太、秋山翔吾、坂本勇人、柳田悠岐、大野雄大、宮崎敏郎らがいる。
彼らは、当時斉藤祐樹がいたせい(?)で、「ハンカチ世代」と言われているが、彼を除けばこっちの方がはるかにスゴい。
さらに「ハンカチ世代」の1学年下には、中田翔、菅野智之、丸佳浩、菊池涼介、中村晃、鈴木大地、井上晴哉らがいる。
「ハンカチ世代」という言葉はもう使われていないという前提で話をすると、これらの世代の選手たちが「○○世代」などと言われないのは、突出した一人の選手がいるわけではないからだ。
田中マー君、マエケン、秋山、柳田などの世代を、一言で表せるか?
今さら「ハンカチ世代」なんて失礼なことは言えないだろう。
つまり、「松坂世代」というのは、松坂大輔という「怪物」と言われた存在感のある選手がいて、他にも彼と同じ年に生まれた選手がいる、ということで一括りにされているだけの話。
だから、彼らをまとめて「愛され続けている」と言うのには無理がある。
いくら何でも「言い過ぎ」だ。
どうして、こんな提灯記事が書けるのかと思っていたが、どうやらこれを書いた記者は、松坂よりも2つ下ということらしい。
たぶん、それだけの理由だろう。
自分にとって「特別な世代」であるだけなのに、世間的にも特別扱いするとは、まだまだ若いな。
私の場合で言うと、学年は巨人・原監督と同じであるが、その3年上に、あの「松坂よりも怪物」の江川がいる。
同学年には、同じ時期に甲子園で戦った達川や篠塚がいるが、この世代でその後プロ野球に入った選手たちに、同じような感慨は・・・ない。
余談だけど、世代ということではなく、過去のドラフトで最高と思われるのが、1968年のものである。
法政三羽ガラスと言われた田淵・山本浩二・富田の他にも、星野仙一・大島康徳(中日)、山田久志・加藤秀司・福本豊(阪急)、有藤通世(東京⇒ロッテ)、東尾修(西鉄)などがおり、実にその後7人(山本・山田・有藤・東尾・加藤・福本・大島)が名球会入りしている。
ついでに言えば、この年阪急が指名したけど入団を拒否して翌年南海に入団した門田博光もいる。
何ともものすごいメンバーが揃っていた年でもあった。
タイトルは「なぜ松坂世代は特別なのか。名球会入りゼロも、愛され続ける理由」
https://news.yahoo.co.jp/articles/38e06d724f76f08d2e6076ab4971c53516729a17
タイトルを見た瞬間、「ダービー」を思い出した。
競馬のGⅠレースの一つにすぎないダービーを、とにかく特別なもののように扱う人が多いが、それと同じ。
競馬の本場であるイギリスの制度・体系を持ってきただけなのに、いかにも「伝統・格式・内容」ともに特別であると言いたがる競馬評論家がいた時には驚いた。
「ダービーが特別なのは、最高の馬たちが、最高の状態で、最高のレースをするからだ」という寝言みたいなことも言っていた。
たかが、3歳時点でのトップを決めるレースであるだけなのに、いったいどうすればこのような自分に酔いしれた言葉が吐けるのか不思議だった。
だいたい、「最高の馬たち」とか言っても、レースに出場する大半の馬は条件馬(オープンクライではない馬)である。
その後1勝もできないどころか、誰にも気が付かれずに消えていく馬がほとんどなのに。
まあ、ダービーの話は、また来年の夏にする(?)として、この記事である。
確かに「松坂世代」という言葉はよく聞くが、具体的に誰がいるのか、実はあまりよく知らない。
記事のきっかけは、阪神の藤川と楽天の渡辺直人の引退ということらしい。
藤川が松坂世代だということは、普段気にしたことはなかったとは言え、それなりの成績と記憶に残るピッチャーであることは間違いないのだが、楽天の渡辺直人なんて、多くのプロ野球ファンはあまり知らないだろう。
私は、個人的には知っている(どうしてか・・・は内緒?)が、それほどたいした成績は残していない。
他に誰がいるかと言うと、私がすぐに思い浮かぶのは、元横浜・巨人の村田修一であるが、彼にしても、本塁打王を2回取っているとは言え、一度は現広島カープ監督の佐々岡の引退試合での最後の打者として対戦し、あろうことか、その最後の球を本塁打したという、礼儀(?)を知らないおっさんである。
あの大魔神佐々木にも、「あれは打っちゃいかんでしょ」と言われていたくらいだし。
一般的には「男・村田」と言われているようだけど、チャンスに弱いというイメージしかない。
ベイスターズファンに言わせると、「たいした選手じゃない」ということである。
それ以外では、ソフトバンクの和田くらいだろうか。
松坂の1学年下の世代には、青木宣親、鳥谷敬、岩隈久志、糸井嘉男、川崎宗則らがいる。
さらに、今もっとも勢いがあると思われているのが1988年生まれで、田中将大、前田健太、秋山翔吾、坂本勇人、柳田悠岐、大野雄大、宮崎敏郎らがいる。
彼らは、当時斉藤祐樹がいたせい(?)で、「ハンカチ世代」と言われているが、彼を除けばこっちの方がはるかにスゴい。
さらに「ハンカチ世代」の1学年下には、中田翔、菅野智之、丸佳浩、菊池涼介、中村晃、鈴木大地、井上晴哉らがいる。
「ハンカチ世代」という言葉はもう使われていないという前提で話をすると、これらの世代の選手たちが「○○世代」などと言われないのは、突出した一人の選手がいるわけではないからだ。
田中マー君、マエケン、秋山、柳田などの世代を、一言で表せるか?
今さら「ハンカチ世代」なんて失礼なことは言えないだろう。
つまり、「松坂世代」というのは、松坂大輔という「怪物」と言われた存在感のある選手がいて、他にも彼と同じ年に生まれた選手がいる、ということで一括りにされているだけの話。
だから、彼らをまとめて「愛され続けている」と言うのには無理がある。
いくら何でも「言い過ぎ」だ。
どうして、こんな提灯記事が書けるのかと思っていたが、どうやらこれを書いた記者は、松坂よりも2つ下ということらしい。
たぶん、それだけの理由だろう。
自分にとって「特別な世代」であるだけなのに、世間的にも特別扱いするとは、まだまだ若いな。
私の場合で言うと、学年は巨人・原監督と同じであるが、その3年上に、あの「松坂よりも怪物」の江川がいる。
同学年には、同じ時期に甲子園で戦った達川や篠塚がいるが、この世代でその後プロ野球に入った選手たちに、同じような感慨は・・・ない。
余談だけど、世代ということではなく、過去のドラフトで最高と思われるのが、1968年のものである。
法政三羽ガラスと言われた田淵・山本浩二・富田の他にも、星野仙一・大島康徳(中日)、山田久志・加藤秀司・福本豊(阪急)、有藤通世(東京⇒ロッテ)、東尾修(西鉄)などがおり、実にその後7人(山本・山田・有藤・東尾・加藤・福本・大島)が名球会入りしている。
ついでに言えば、この年阪急が指名したけど入団を拒否して翌年南海に入団した門田博光もいる。
何ともものすごいメンバーが揃っていた年でもあった。
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