どいつも、こいつも・・・

○またまた、あの女子バレーボール・ワールド杯が始まった。

フジテレビでは、連日のようにやかましい実況放送をやっている。

昨日などは、時折「うわ～っ」とか「やった～！！」とか、やたらとデカい声が聞こえてくると思ったら、川合俊一だった。
こいつとか松岡修造とか松木安太郎とか、どうして声がデカイだけで、ロクなことを言わないヤツらを解説者として使うだろうか。

それにしても、日本チームもよくがんばっているようだが、何せまわりは全員日本の応援をしているし、地の利もあるなど、どう考えたって日本に有利なようになっている。
こんなのだから、世界へ出て行った時に通用しないのだろう。

と思っていたら、今回から「日韓共催」みたいになっている。
何でかねえ。

あんな国と共催したって、外国チームがイヤな思いをして帰っていくだけじゃないのか。


○柔道の谷亮子が、妊娠のため世界選手権を辞退したとのこと。

本人は出場するつもりだったらしいのだが、妊娠するかどうかまったく考えなかったのだろうか。

いくら相手が「頭の中まで筋肉」のプロ野球選手とは言え、自分の出場する大会に合わせた計画的なトレーニングって、普通しないのかね。
それとも、行き当たりばったりなのか？

何だか呆れてしまう。


○さて、久々に天声人語。

今日のもヒドいぞ。

出だしで『日韓の首都を結ぶシャトル便が８月から毎日８便に増える』とあるので、日韓の話かと思いきや、次の段落では「出張」の話。
そして、昔の話を持ち出して『昔の人も出張には息抜きを期待した』と続く。

こうなると、誰もが「出張」の話だと思うだろう。
ところが、ここでさらに話が飛んでしまう。

『帰りの遠回りくらいならよいが、仕事を放り出して遊んだとなれば話は別だろう』と、なぜか三井物産の試験結果改ざん事件の話が出てくる。

では、最後はその話で落とすのか、と思えば全然違う。

なぜか再び出張の話に戻り、結論が『今や主な都市なら日本中どこでも日帰りできる時代である（中略）ニューヨークですら日帰りかと思うと、出張する気もなえてしまう』だって。

結局、三井物産事件の話はまったく関係がない。
わざわざ持ち出す必要なんて、まったくないと思うのだが。

これでは「起承転結」ではなくて「起承転転転・・」で、わけがわからない。
高橋クンの文章は、ホント先が読めない。