有識者でつくるNHK会長の諮問機関「NHK受信料制度等検討委員会」というわけのわからない集団が、先日NHKの上田会長に対して「インターネットから受信料を取っても問題ないよ」という答申をしたそうだ。
こう書くと、誤解を招くといけないので、正確に書くと、「テレビ放送とインターネットの『常時同時配信』が実現した場合、テレビを持たずネットだけで視聴する世帯からも新たに受信料を徴収することに『合理性がある』とする考えをまとめた」ということである。
http://www.sankei.com/entertainments/news/170725/ent1707250004-n1.html
要するに、どうやったら「もっと受信料を取れるか」という命題のために、頭のいい連中が集まって、いろんな悪知恵を働かせて、最終的に都合のいい解釈をした、ということだと思う。
しかし、これに対して高市総務大臣が、「そんなこと言ったってアンタ、金取ることよりも、もっと放送内容をちゃんとしたら?」とクギを刺したそうだ。
これまた正確に言うと、「NHKには、(視聴者に)利益を還元するという観点がない」ということで、まず牽制し、これに対する要望として、「以下の3要件が満たされなければ認めない」という答弁をしている。
その3要件とは・・・
(1)ネット配信を補完的な位置づけとし、具体的なニーズを明確化
(2)既存の業務全体について公共放送として適当か検討
(3)子会社のあり方についての抜本的な改革
http://www.sankei.com/politics/news/170728/plt1707280050-n1.html
(1)については、NHKとしては、「ネット配信は、将来的には本来業務」と考えているらしいのだが、「そこまでのニーズがホントにあるの?」ということだから、NHKには、そんなビジョンがあるとも思えないし、そこのところを指摘して牽制しているわけだ。
(3)については、NHK自体が健全な運営をしているのか、ということだから、「改革案」としてはいくらでも出せるけど、これも一つの牽制だと思う。
問題は、記事の見出しにもなっているように、(3)の「NHKって、ホントに公共放送として適当なの?」ということだと思う。
つまり、現状「国営放送」でも「民間企業」でもない宙ぶらりんな状態にある放送局であるNHKが、まったく「公共」のための放送をしていない、という問題についてのツッコミであるわけだ。
ここのところの加計問題に対する、加戸元愛媛県知事や、彼に質問をした青山繁晴議員などとのやり取りを一切報じずに、ウソつき前川や、くだらない質問ばかりしている野党の連中の発言ばかりを取り上げている様子は、さすがにヒドいと思うし、そういう意味ではねつ造の得意(大好き?)なTBS・テレ朝や、ふざけすぎのフジテレビなどと変わらない。
自分たちのいいかげんな報道姿勢を棚に上げて、ネットに対して「フェイクニュースやデマが多い」などとイチャモンをつけているようだけど、堂々と国民に対してウソをついている分、既存のメディアの方がよっぽど悪質だと思う。
こう書くと、誤解を招くといけないので、正確に書くと、「テレビ放送とインターネットの『常時同時配信』が実現した場合、テレビを持たずネットだけで視聴する世帯からも新たに受信料を徴収することに『合理性がある』とする考えをまとめた」ということである。
http://www.sankei.com/entertainments/news/170725/ent1707250004-n1.html
要するに、どうやったら「もっと受信料を取れるか」という命題のために、頭のいい連中が集まって、いろんな悪知恵を働かせて、最終的に都合のいい解釈をした、ということだと思う。
しかし、これに対して高市総務大臣が、「そんなこと言ったってアンタ、金取ることよりも、もっと放送内容をちゃんとしたら?」とクギを刺したそうだ。
これまた正確に言うと、「NHKには、(視聴者に)利益を還元するという観点がない」ということで、まず牽制し、これに対する要望として、「以下の3要件が満たされなければ認めない」という答弁をしている。
その3要件とは・・・
(1)ネット配信を補完的な位置づけとし、具体的なニーズを明確化
(2)既存の業務全体について公共放送として適当か検討
(3)子会社のあり方についての抜本的な改革
http://www.sankei.com/politics/news/170728/plt1707280050-n1.html
(1)については、NHKとしては、「ネット配信は、将来的には本来業務」と考えているらしいのだが、「そこまでのニーズがホントにあるの?」ということだから、NHKには、そんなビジョンがあるとも思えないし、そこのところを指摘して牽制しているわけだ。
(3)については、NHK自体が健全な運営をしているのか、ということだから、「改革案」としてはいくらでも出せるけど、これも一つの牽制だと思う。
問題は、記事の見出しにもなっているように、(3)の「NHKって、ホントに公共放送として適当なの?」ということだと思う。
つまり、現状「国営放送」でも「民間企業」でもない宙ぶらりんな状態にある放送局であるNHKが、まったく「公共」のための放送をしていない、という問題についてのツッコミであるわけだ。
ここのところの加計問題に対する、加戸元愛媛県知事や、彼に質問をした青山繁晴議員などとのやり取りを一切報じずに、ウソつき前川や、くだらない質問ばかりしている野党の連中の発言ばかりを取り上げている様子は、さすがにヒドいと思うし、そういう意味ではねつ造の得意(大好き?)なTBS・テレ朝や、ふざけすぎのフジテレビなどと変わらない。
自分たちのいいかげんな報道姿勢を棚に上げて、ネットに対して「フェイクニュースやデマが多い」などとイチャモンをつけているようだけど、堂々と国民に対してウソをついている分、既存のメディアの方がよっぽど悪質だと思う。
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