はぶて虫のささやき

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(旧:はぶて日記)

言葉の意味は変わっていくもの!?

2024-12-31 | 日記
韓国で、旅客機が着陸に失敗して滑走路を暴走して炎上した、という事故。

原因はバードストライクらしい、という話も出ているが、バードストライクはなかなか防げない、ということはあったとしても、それで飛行機が墜落あるいは着陸に失敗した、という話はあまり聞かない。

一部報道では、数日前にもエンジントラブルがあったという話もあるし、もともと整備とかいう「きちんとメンテナンスする」という概念がまったくなさそうな民族だけに、バードストライク以前にすでにガタがきていたのかも知れない。

それにしても、乗員・乗客181名中179名が亡くなったということだけど、生き残った2名は乗員だったとか。

あの「セウォル号事故」を思い出すのだけど、もしかしてあの国では、乗員にだけ「事故時の対応マニュアル」があるのか?とも思ってしまう。

https://www.jiji.com/jc/article?k=2024122900112&g=int


さて、話変わって・・・

脚本家の三谷幸喜が、「最近の若い人の日本語感覚がおかしい」という話をしていた。

例えば「1時間弱」と聞くと、本来であれば「1時間にちょっと足りない時間」という意味だけど、最近の若者は、これを「1時間とちょっと」つまり「1時間5分くらい」だと思うらしい。

そして「1時間強」と聞くと、「1時間40分くらい」と答えるそうだ。

まあ、言葉の意味は時代によって変遷するものなので、もしかしたら近い将来、「1時間強・弱」というのが、そういう意味になってしまう可能性だってある。

「やばい」という言葉が、本来は「危険である」あるいは「不都合である」といった否定的な意味だったものが、今では「ものすごくいい」とかいう肯定的な意味で使われているという例もあるくらいだし。

こういう「本来の意味とは違う意味で使われている言葉」というのもあるけど、一方で「本来の意味がまったく失われている」という言葉もある。

それが「ちょうど」という言葉だ。

特に若い人に、年齢を尋ねると「ちょうど27です」とかいう答え方をする連中がいる。

「ちょうど」ということなので、「あら、今日が誕生日なの?」と聞くと、「いいえ、全然違います」と答える。

それで「じゃあ、なぜ『ちょうど』って言うの?」と聞くと「はあ?」という顔をする。

おそらく彼・彼女の中では、「ちょうど」というのは「え~っと」などと同じく、ただの間投詞みたいな言葉、つまり「特に意味はない」言葉に成り下がって(?)いるのではなかろうか。

だから、連中に「今、何時?」と聞いたら「ちょうど3時23分です」とか答えるんだろうな、という気がする。

こういうのは、頻繁に使っている側の方に流れていくので、慣れていくしかないと思う。

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