発言から立ち振る舞いから、すべてがズレている男

女優のオリビア・ハッセーが亡くなった。

彼女の代表作と言えば、「ロミオとジュリエット」である。

１９６８年の作品なので、私はまだ１０歳ということになるが、画面で見て「こんな綺麗な人がいるんだ」と驚いた記憶がある。

この作品以降は、あまりいい作品には恵まれなかったような気はするけど、いまだに「綺麗だと思う女優さんは？」と聞かれれば彼女の名前を挙げるほど衝撃的だった！？

これまでにたくさんの映画を見てきて、いろんな感動があったけど、もし一つだけ「好きな映画を挙げろ」と聞かれたら、この「ロミオとジュリエット」になると思う。

その後、レオナルド・ディカプリオ版で同名の映画が作られたので、オリビア・ハッセー版を覚えている人はほとんどいなくなったかも知れないが、あの印象的なテーマ曲とともに、私の思い出の一つでもあります。

ご冥福をお祈りします。

＜映画評＞
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さて、話はがらっと変わって・・・

残念ながら現在我が国の首相である石破茂が、昨日内外情勢調査会で講演し、ぼやきを連発したそうだ。

曰く「なってみて思うけど、普通の閣僚の何倍もしんどい」

あるいは「新聞を読んだって誰も褒めてくれないし、ネットを見たら本当に悲しくなるし、寝る時間もほとんどないし」

この男は、心底バカなのではないかと思う。

首相が閣僚より楽だと思っているヤツが、この世に存在するとは思わなかった。

それに「誰も褒めてくれない」だって？

アンタ、これまで安倍さんが、いったいどれだけの誹謗中傷を浴びてきたと思ってるんだ？

お前自身も、後ろから鉄砲を撃ちまくっていたではないか。

だいたいお前は、安倍さんに限らず、首相を褒めたことがあるのか？

それでなくても、「首相就任時のスーツ姿がダサすぎる」とか「「おにぎりの食べ方が汚い」とか、いろいろ言われているのだけど、こいつの最大の汚点は１１月にペルーが開催されたＡＰＥＣ（アジア太平洋経済協力会議）の席で、各国の首脳と座ったままで握手したという、およそ信じられない行動をしたことだろう。

一人だけでも失礼極まりないのに、ほとんど全員だったらしい。

しかも、相手によっては左手にスマホを持ったままだったという。

いや、こんな失礼なヤツ、これまで見たことがない。

私のかつての上司も、失礼極まりのないヤツで、相手に対して常にマウントを取ろうとするヤツだったのだけど、さすがに座ったまま挨拶をしたことなど一度もない。

それくらい失礼な行動なのである。

だいたい、まわりにも人がたくさんいたのだから、人目も気にしていない、ということになる。

つまり、そういう態度を取ることを「恥ずかしい」とも思っていない、ということだ。

こいつは、これまでにいったいどういう教育を受けてきたのだろう。
どんな人生を送ってきたのだろう。

こんなヤツが、日本のトップであることこそが「恥」である。

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