今回は「モータルコンバット(CS)」です。
世界的人気を誇る対戦型格闘ゲームで、1995年にも一度映画化されている「モータルコンバット」を、新たに実写映画化。主人公コール役に「デッドプール2」のルイス・タン、女戦士ソニア役に「MEG ザ・モンスター」のジェシカ・マクナミー。日本からも真田広之と浅野忠信が参加し、重要キャラクターのスコーピオンとライデンをそれぞれ演じる。
主演:ルイス・タン
共演:ジェシカ・マクナミー、ジョシュ・ローソン、浅野忠信、メカッド・ブルックス、ルディ・リン、チン・ハン、ジョー・タスリム、真田広之、マックス・ファン、シシィ・ストリンガー、マチルダ・キンバー、ローラ・ブレントなど
<ストーリー>
胸にドラゴンの形をしたアザを持つ総合格闘技選手コール・ヤングは、自身の生い立ちを知らないまま、金を稼ぐために戦う日々を送っていた。そんなある日、魔界の皇帝シャン・ツンがコールを倒すため、最強の刺客サブ・ゼロを送り込む。コールは特殊部隊少佐ジャックスに言われるがまま女戦士ソニア・ブレイドと合流し、地球の守護者ライデンの寺院へ向かう。そこでコールは、太古より繰り広げられてきた格闘トーナメント「モータルコンバット」の存在と、自分が魔界の敵と戦うために選ばれた戦士であることを知る。
2021年の作品である。
元は格闘ゲームらしいのだが、まずその世界観がよくわからない。
あらすじでは、このようになっている。
「『モータルコンバット』として知られる10の大会のうちの9つで人間界は敗北した。 人間界が10回目の大会に敗れた場合、ルールでは魔界に征服されると定められている。しかし、古代の予言によれば、ハサシ・ハンゾウの血統が復活し、魔界の勝利を防ぐ為新たな王者のチームを決成させるとされている。これに気づいた過去9回の大会で勝利を収めた魂を食べる魔術師シャン・ツンは、次の大会が始まる前にドラゴンのマークで識別される人間界の王者を殺すために現在はサブ・ゼロと改名した最強の暗殺者ビ・ハンを人間界に送る」
要するに、魔界と人間界が最強を決める大会を開催していて、すでに魔界が9連勝しているのに、予言で負けると言われた魔界側が、人間側の代表選手を大会前に殺そうとする、という話である。
つまり、魔界側はあと1つ勝てばいいだけなのに、予言にビビって、大会前に人間側の代表選手を殺してしまい、大会そのものを開催させないようにする、というエラくショボいことをしようとしているわけだ。
ただし、このような内容で話は進むのかと思いきや、そんなことは関係ないとばかりに、魔界側はとにかく人間界の「ドラゴンマークを持つ男」たちを殺しまくる。
そもそも、このドラゴンマークを持っている主人公は、自分が人間界の代表選手であることを知らない上に、自分の隠された能力さえも知らない。
これで仮に大会が開催される場合、人間側はいったいどうやって大会に臨むつもりだったんだろう。
そのあたりの説明は一切なく、ただただ「ドラゴンマークを持つ男」たちが、魔界の化け物に襲われるシーンが続く。
これに対抗するのが、人間界の守護神として、自らは戦うことができないという浅野忠信演じる雷伝と、一度殺されたのに、後半でなぜか生き返っていた真田広之演じるハンゾウ(生き返った後は、なぜかスコーピオンと名乗っていた!?)であり、さすがの存在感は見せてはいるものの、彼らの立ち位置がよくわからない。
さらに、これらの連中に、ドラゴンマークを持っていないのになぜか絡んでくる上に、むしろドラゴン男たちよりも強い女・ソニアが出てくる。
彼女は米軍特殊部隊の軍人ということで、マークがないので、当然のことながら「モータルコンバット」への出場資格はないのに、どうやら特殊能力を持っているという、わけのわからない存在である。
とにかく、ドラゴンマークを持つ主人公がいきなり襲われる上に、わけのわからないところで、わけのわからない修行をやっている中で、魔界の連中からはことあるごとに襲われる、というホントにわけのわからない展開が続く。
結局最後もどうなったのか、ほとんど覚えていないほどでした。
もし真田広之が出ていなかったら、こんなクソ映画もないのではないか、と思えるほど、何にも印象に残らない映画でした。
ちなみに、浅野忠信はただ目を光らせているだけでした!?
ということで、たいして面白くもなかったので、評価は「C」にしておきます。
世界的人気を誇る対戦型格闘ゲームで、1995年にも一度映画化されている「モータルコンバット」を、新たに実写映画化。主人公コール役に「デッドプール2」のルイス・タン、女戦士ソニア役に「MEG ザ・モンスター」のジェシカ・マクナミー。日本からも真田広之と浅野忠信が参加し、重要キャラクターのスコーピオンとライデンをそれぞれ演じる。
主演:ルイス・タン
共演:ジェシカ・マクナミー、ジョシュ・ローソン、浅野忠信、メカッド・ブルックス、ルディ・リン、チン・ハン、ジョー・タスリム、真田広之、マックス・ファン、シシィ・ストリンガー、マチルダ・キンバー、ローラ・ブレントなど
<ストーリー>
胸にドラゴンの形をしたアザを持つ総合格闘技選手コール・ヤングは、自身の生い立ちを知らないまま、金を稼ぐために戦う日々を送っていた。そんなある日、魔界の皇帝シャン・ツンがコールを倒すため、最強の刺客サブ・ゼロを送り込む。コールは特殊部隊少佐ジャックスに言われるがまま女戦士ソニア・ブレイドと合流し、地球の守護者ライデンの寺院へ向かう。そこでコールは、太古より繰り広げられてきた格闘トーナメント「モータルコンバット」の存在と、自分が魔界の敵と戦うために選ばれた戦士であることを知る。
2021年の作品である。
元は格闘ゲームらしいのだが、まずその世界観がよくわからない。
あらすじでは、このようになっている。
「『モータルコンバット』として知られる10の大会のうちの9つで人間界は敗北した。 人間界が10回目の大会に敗れた場合、ルールでは魔界に征服されると定められている。しかし、古代の予言によれば、ハサシ・ハンゾウの血統が復活し、魔界の勝利を防ぐ為新たな王者のチームを決成させるとされている。これに気づいた過去9回の大会で勝利を収めた魂を食べる魔術師シャン・ツンは、次の大会が始まる前にドラゴンのマークで識別される人間界の王者を殺すために現在はサブ・ゼロと改名した最強の暗殺者ビ・ハンを人間界に送る」
要するに、魔界と人間界が最強を決める大会を開催していて、すでに魔界が9連勝しているのに、予言で負けると言われた魔界側が、人間側の代表選手を大会前に殺そうとする、という話である。
つまり、魔界側はあと1つ勝てばいいだけなのに、予言にビビって、大会前に人間側の代表選手を殺してしまい、大会そのものを開催させないようにする、というエラくショボいことをしようとしているわけだ。
ただし、このような内容で話は進むのかと思いきや、そんなことは関係ないとばかりに、魔界側はとにかく人間界の「ドラゴンマークを持つ男」たちを殺しまくる。
そもそも、このドラゴンマークを持っている主人公は、自分が人間界の代表選手であることを知らない上に、自分の隠された能力さえも知らない。
これで仮に大会が開催される場合、人間側はいったいどうやって大会に臨むつもりだったんだろう。
そのあたりの説明は一切なく、ただただ「ドラゴンマークを持つ男」たちが、魔界の化け物に襲われるシーンが続く。
これに対抗するのが、人間界の守護神として、自らは戦うことができないという浅野忠信演じる雷伝と、一度殺されたのに、後半でなぜか生き返っていた真田広之演じるハンゾウ(生き返った後は、なぜかスコーピオンと名乗っていた!?)であり、さすがの存在感は見せてはいるものの、彼らの立ち位置がよくわからない。
さらに、これらの連中に、ドラゴンマークを持っていないのになぜか絡んでくる上に、むしろドラゴン男たちよりも強い女・ソニアが出てくる。
彼女は米軍特殊部隊の軍人ということで、マークがないので、当然のことながら「モータルコンバット」への出場資格はないのに、どうやら特殊能力を持っているという、わけのわからない存在である。
とにかく、ドラゴンマークを持つ主人公がいきなり襲われる上に、わけのわからないところで、わけのわからない修行をやっている中で、魔界の連中からはことあるごとに襲われる、というホントにわけのわからない展開が続く。
結局最後もどうなったのか、ほとんど覚えていないほどでした。
もし真田広之が出ていなかったら、こんなクソ映画もないのではないか、と思えるほど、何にも印象に残らない映画でした。
ちなみに、浅野忠信はただ目を光らせているだけでした!?
ということで、たいして面白くもなかったので、評価は「C」にしておきます。
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