コミュニティノート砲を食らうのは、それが真実だからだ・・・は？

旧ツイッターが「Ｘ」になったことで、一番変わったことと言えば、やはり「コミュニティノート」だろうか。

ウソやデマを平気で垂れ流す輩に対して、「そうではありません」という注釈というか警告する機能である。

この「コミュニティノート」を食らった回数世界ランキングというのがあるらしい。

https://community-notes-leaderboard.com/

このうち日本のものだと、第２２位に「ツイッター速報」（食らった数７７回）がランクインしているが、これは元々アクセス数を増やすことだけが目的のサイトなので、まあたいした影響はないと思う。

ところが、その次に何と日本の政治家がランクインしている。

それがあの原口一博である。

第２６位で、何と６３回も「コミュニティノート」砲を食らっている。

政治家として、これだけいいかげんなことをツイートしていることは、かなり問題ではないかと思うわけだが、当の本人はたぶんまったく気にしていない。

実際、こいつは「コミュニティノート」のことを「検閲」だと言っていて、「コミュニティノートの仕組みについて、国会で参考人招致を提案することを検討している」と言っている。

いったい誰を招致するつもりなんだろう。

いちおう、コミュニティノートとは「TwitterやYouTubeなどのSNSにおいて、ユーザーが投稿した内容に対して、第三者が事実関係や背景情報を追加することができる機能」であると説明されているが、だとすればその都度コミュニティノートをつける人は違うということだ。

仕組みについて聞きたいのであれば、当然イーロン・マスクということになるが、こいつはマスク氏に対して、何をどう喚問するつもりなんだろう。

しかも、こいつは「現時点では、コミュニティノートがたくさん付いている投稿の方がかえって信じるにたる情報」だとツイートして、即座に「誤りです」というコミュニティノートをつけられていた。

つまり、原口という男は、自分の主張が気に入らないヤツが、イヤガラセのためにわざわざコミュニティノートをつけているのだ、と思っているようだ。

実際、第６６位にランクインしており、３６回もコミュニティノート砲を食らっている「まりなちゃん」とかいうヤツも、「発信が事実だからコミュニティノートが貼り付けられるんだよ。支配層に不都合だからデマ扱いされるんだよ」とかツイートしていて笑った。

もしホントにそうであれば、正論を述べている政治家や一般のブロガーに対して、左巻きの頭のおかしい連中が殺到してコミュニティノート砲を乱発してもおかしくない。

しかし、そういう話はまったく聞かない。

原口などのように「お前、どうしてそんなバカなことを信じているの？」というヤツにしかコミュニティノートはついていない。

一度原口には「お前、グーグルアースを見ればチャイナの船がどこにあるかすぐにわかる、とか言って、世間から大笑いされたけど、その件はちゃんと理解できたのか？」と聞いてみたい。

ただ、こいつの場合も「指摘されたことが理解できない」のではなく、そもそも「コミュニティノートを読んでいない」のだと思うので、今さら何を言ってもムダだという気がする。

こいつらは、いったい誰の言うことなら信じるのかねえ。