「原発反対」の反対は「原発推進」ではない！

今朝の日テレニュースで、野田首相が毎週金曜日に反原発デモを行っているグループのリーダーと面会したことを報じていた。

テレビで見たリーダーたちには、何だかものすごい違和感が漂っていた。
「真剣な眼差し」というよりは、目が「逝っちゃってる」感じ。

デモに参加している連中の多くが、あの国の「泣き屋」みたいに、何をそんなに必死になっているのか、と思えるほどだから、それを率いているリーダーたちがそういう連中なのか当たり前だろうか？

笑ったのは、彼らが首相に面会に行く時に、先頭を辻元清美が歩いていたこと。

これだけで胡散臭さ全開だ。


さて、ニュースでは、一方で野田首相が「原発推進派」である財界代表とも面会したことも報じていた。

これを「反対派、推進派双方の代表と公平に面会した」というニュアンスで伝えていたのだが、これだと、まるで「一般国民は原発に反対しているが、金儲けをしている連中は推進派だ」と言っているみたいだ。

しかし、大多数の国民は、「どっちでもいい」と思っているか「わかんない」つまり「原発をなくすのはいいけど、じゃあ代わりは何でやるの？」という気持ちだと思う。
もちろん「今のままでいい」と思っている人たちも多いと思う。

要するに「原発反対」に相対するものは「原発推進」だけではなく、「現状維持」あるいは「併用推進」だということである。

そういう人たちの意見は聞かないで、あんな胡散臭い連中にだけ会う、という変な前例を作ってしまうと、自称市民たちが、ますます付け上がるだけだと思うのだが・・・


冒頭にも書いたように、毎週デモをしている連中は、本当に国のことを考えているのか、という連中ばかり。

辻元清美みたいに「国会議員って言うのは、国民の生命と財産を守るといわれてるけど、私はそんなつもりでなってへん。私は国家の枠をいかに崩壊させるかっていう役割の『国壊議員』や」という○チガイ発言も平気でするような連中だと考えていいと思う。

あるいは、そんな連中に引きずられて「反原発って、何かカッコいいじゃん」みたいな単なるノリで参加しているか。

少なくとも、あの連中を国民の代表みたいに取り扱ってほしくない。


あと、ニュースでは、野田首相だけに注目していたようだけど、面会の場では、その隣に菅前首相も座っていた。
どうやら、この人が野田首相を煽ったらしい。

いつものことながら、ロクなことをしない人だと思う。


それと・・・

デモグループの代表者の一人が「野田首相の言っていることには、まったく承服できない」と言っていた。

『承服：承知して従うこと』

まあ、使ってもおかしくない言葉なんだろうけど、何か違和感がある。

別にあんたらに、「デモをやめてくれ」と言っているわけでもなかろうに。

納得がいかないのなら、一年中やってればいい。

熱中症で倒れるか、凍傷で倒れるか。
その時になって、はじめて「電気の大切さ」を思い知ればいい。

でも、この手の連中は、「こうなったのは政府の責任だ」とか言い出すんだろうな。


私は、こういう無責任な連中が生理的に受け付けられないだけ。

あと、あのハゲに金儲けなどさせたくはない。