はぶて虫のささやき

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(旧:はぶて日記)

珍しく(?)まじめに考えてみる

2015-12-16 | 日記
民法で定める「夫婦別姓」と「離婚後6カ月以内の再婚禁止」について、いよいよ最高裁で判決が出されることになった。

いや、ずっと裁判が続いていることも知らなかったけど・・・

http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20151216-00000300-fnn-soci


「夫婦別姓」については、なかなか難しい問題だと思う。

現在では、旧姓のままで仕事をしている女性も結構いるし、私のまわりにも何人かいる。

本人が希望するのであれば、旧姓のままでいても特に問題ないような気はするけど、やはり問題は子供ができた時じゃなかろうか。

ただ、どちらかの姓を名乗る形にするにしても、外国みたいに両方名乗る形(クルム伊達公子とか、ファラ・フォーセット・メジャーズとか・・・古!)にするにしても、慣れるのに時間がかかるだけで、慣れてしまえば「そんなもんだ」で済みそうな気もする。

いずれ「昔は、結婚したら姓が変わったんだって」「へえ~、何それ?」みたいな会話が交わされるようになることも十分考えられる。

似たようなものは、これまでにもいくつもあったし。

日本人は、すぐに順応しちゃいますから!?

でもマスコミは、どちらかと言うと「別姓賛成!」みたいな感じなので、「同姓にすべきだ」という意見が出にくいようになっている。

これでは、まともな議論にならないと思う。

記事にもあるように、島尻沖縄・北方担当相なんて、完全に逃げの回答だろう。

丸川環境相のコメントは、意味がよくわからないけど・・・

あと、現実に夫婦別姓で生活しているという吉井さんの話。

3人の子供がいて、上二人の男の子は夫の姓(谷)で、一番下の長女だけ吉井姓なんだとか。

これもどういう理由なんだろう。

たぶん「男は谷、女は吉井」で分けているのかも知れないけど、この方が混乱しないか?

まだ4歳という長女に「『一緒の谷がいい?』って聞いても、『いや、わたしは吉井だから』みたいな感じで、4歳でも言うので」とあるけど、4歳でどっちがいいとか判断できるわけないだろう。

そんなことより・・・

子供の名前だけど、「文埜(あやの)」はともかく、「昊埜(こうや)」、「朋埜(ともや)」って、読めねえよ!

こんな夫婦だから、何だか離婚した時に娘だけ連れていく前提で、こういう形にしているんじゃねえの?などと、ちょっと穿った見方をしてしまう。


一方、「離婚後6カ月以内の再婚禁止(民法733条)」の問題。

こちらは、調べてみると、もともと民法に『出産時期が「結婚から200日経過後は現在の夫の子」とし、「離婚後300日以内は前夫の子」とする』という規定があり、これだと重複した場合に困るので、それを避けるために設けられたのだそうな。

つまり、離婚後すぐに再婚した女性が、250日経過後に出産した場合、これまでの規定だと「離婚後300日以内だから、前夫の子」ということになる一方、「再婚後200日経過しているから、現在の夫の子」ということにもなるわけで、じゃあどっちの子なんだ、ということになってしまう。

これを避けたいのだったら、単に「離婚後100日以内の再婚禁止」にすればいいのに、と思うし、過去にもそのようなやり取りはあったらしい。

「再婚禁止の期間」を設けること自体が気に入らない、という人は、「いまや、DNA鑑定で、どっちの子かすぐにわかるのだから、わざわざ禁止期間を設ける必要はないじゃないか」ということなのかも知れないけど、ただ「女性だけに規制がある」というのが気に入らないだけじゃないか、という気もする。

でも、「産前産後」や「育児」とかのために、女性もいろいろと優遇されているのだから、「優遇措置はそのまま残せ、だけど規制されるのは認めない!」というのも、ちょっと違うと思う。


いずれにしても・・・

「違憲かどうか」、じゃなくて、「どうするのがいいのか」という観点で判断するべきだと思う。

今の憲法だと、自衛隊問題みたいに、どう判断していいのかわからない(どうにでも判断できる)ような部分が多いし、そろそろ見直しする時期じゃないの?



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1 コメント

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Unknown (月 光 (A.H.))
2015-12-17 00:18:36
●夫婦別姓の合否について

日本は家族の一体性を大切にしてきた国だ。
日本人社会が名前ではなく 苗字で呼び合うのには重要な意味がある。 
永く先祖から受け継いできた苗字の継承は、その家系に汚点を造らせない作用が有る。
恥をかく生き方をすれば、自分だけではなく先祖の努力をも台無しにする。
苗字によって組織や社会に信用を与える構造といえる。
別姓が一般化すると個人主義が万延し、先祖を敬う社会が崩壊する。
墓の前で(先祖代々を想う時間)の大切さがわからなくなるだろう。

日本人は生真面目に働き、我が苗字を信用の看板とし、誇りとしてきた。
苗字で呼び合うことは世代を経た信用の積み上げであり、日本社会が生きていく上でとても重要なのだ。

別姓を認める社会になると、名で呼び合うのが一般化している個人主義の自分さえ良ければいいという、身勝手な中国・韓国と同じく低俗な国になってしまう。

別姓を合憲とする判決について、(保守的)だと言っている人は説明になっていない。 
平等という言葉に浮かれているだけだ。 そこには家族・社会・祖国日本にたいする愛・礼儀・信義が無い。


●再婚禁止期間について

6ヶ月を3ヶ月とうい半分にしたところで、社会問題の解決にはならない。
科学技術によって確立できる時代でありながら、こんな判決しかできないとは呆れた裁判だ。
親子のDNA鑑定を義務づければ、男性の不安も、相続の争いも解消できる。 騙し結婚も無くなる。
我が子であるかどうかの真偽が、最も尊重すべき事柄なのだ。
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