はぶて虫のささやき

日々の出来事について、雑感を書いてます。
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(旧:はぶて日記)

いいぞ!高橋くん

2007-02-01 | 日記
またまた天声人語を取り上げる。

相変わらずどこからも批判がこないせいか、「横着の日」をまだやっている。

昨日の「最近の言葉から」シリーズだが、このうちいくつかを取り上げてみたい。

『東京の新大久保駅で線路に落ちた人を救おうとして死亡した韓国人留学生、李秀賢(イスヒョン)さんをモデルにした映画が完成した。「みなさんに感謝したい。息子は日本と韓国がより近い国になることを祈っていた」と母辛潤賛(シンユンチャン)さん』

すでに、あちこちのブログでも指摘されているプロパガンダ映画「あなたを忘れない」について触れているのだが、わざわざ「東京の新大久保駅で線路に落ちた人を救おうとして死亡した韓国人留学生」と、完全に関口史郎さんのことを無視している。

ここまで徹底するとは、高橋クンもアサピーとしての「誇り」はちゃんと持っているらしい。
最後に、母親の白々しい言葉まで載せるとは、ケンカを売っているのか、それとも笑わせたいのか。


『〈天国へのパスポートもう期限切れなのか何処(どこ)で乗るのか駅も分からぬ〉。獄中の死刑囚の歌集「終わりの始まり」が出版された。「尊い命を奪う過ちの重大さを多くの人に伝えなければいけない。私にはその責務がある」と岡下香死刑囚がその意を記す』

高橋クンは、この死刑囚のことを「すばらしいヤツだ」と称賛したいのだろうか。
もしかして、「死刑を中止にしてやれ」とでも思っているのだろうか。

遺族からすれば「お前に、そんな責務などない。くだらないことを言ってないで、早く死刑になってしまえ」と思っているに違いないのに。
少なくとも、「天国へのパスポート」なんて言い方が受け入れられるとは思えないが。


『京都市の保育園「わかば園」の吉岡寿恵(ひさえ)園長は、100歳になった。「優しい心を育てるのは幼児期が大切。愛情が伝われば、子どもにもこちらの考えが通じる」』

これは、ゼヒとも解説してほしい。
これが園長の言葉全部なのか、それとも前後に何かあるのか。

そもそも愛情って、どんなものを指しているのだろうか。
幼児に「気持ち」や「雰囲気」が伝わるだろうということは想像できるが、「考え」が通じるなどとは思いもしなかった。

こんな考えで育てようとするから、バカガキがどんどんと増殖してくると思うのだが。
ちょっと言いすぎか?

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