はぶて虫のささやき

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(旧:はぶて日記)

バカは説明が理解できないのではなく、そもそも説明を聞いていない

2024-01-16 | 日記
山本太郎が、ネットで「動く千羽鶴」と言われている。

「ウン〇する千羽鶴」とか「カレーを食べる千羽鶴」とかいうのもあって、いろんなことを思いつく人がいるもんだと思うが、ただ千羽鶴自体に罪はない。

こいつ自身が迷惑な存在なので、むしろ「困っている人のところに現れるハイエナ」とか、もう少し簡単に「被災地に発生するハエ」でもいいと思う。

いずれにしても、この手の連中は政府からの勧告や説明を聞いていない。

こういう連中に限って、「説明が足りない」とか「説明責任を果たせ」とか言うが、そもそもこいつらは人の説明を聞いていない。

格言なのかどうかはわからないけど、「バカは説明を理解できていないのではなく、そもそも説明を聞いていない」というのがあるが、まさにそれ。

そのうちの一人がラサール石井だ。

こいつは、岸田首相がⅩ(旧ツイッター)で被災地の人たちに「自らの命と健康を守るため、ぜひホテルや旅館などへのより安全な環境へ、積極的な二次避難をお願いします」とツイートしたところ、脊髄反射的に「被災者にそんな金あるか。あんたが金を出して、旅館やホテルを借り上げ避難民を移動させろ」と批判した。

普通であれば、「こういう場合って、宿泊料とかどうなるんだろう」と思うはずだ。

ところが、ラサール石井はそれを調べようともしないで、いきなり罵詈雑言をまき散らした。

調べてみると、こういうのを「見なし避難所」と言って、政府あるいは自治体がホテルや旅館の空き部屋を借り上げて、そこに被災地の人たちを一時的に宿泊させる制度とある。

そして、ホテル・旅館の宿泊費は無料であり、食事付きの宿泊施設の場合はその食事代も支払わなくていいことになっている。

私のような者でも、すぐに調べられる内容だし、同様のことは実は政府も説明している。

このラサール石井の暴言に怒った岸田首相は、再度「こういうデマには気を付けて」とツイートしたところ、珍しくラサール石井が謝罪していた。

ところが、その時の謝罪文がまたまた物議を醸しだしている。

こいつの謝罪文とは以下の通りだ。

「正月以来政府の地震災害への対応に怒りを感じる連続だったので、二次避難の呟きにも即反応してしまい、ホテルや旅館が有料であるかのような誤情報を流す結果になりました。被災地の皆様にはただならぬご迷惑をお掛けしたことを深くお詫びします。1日も早く平穏な日々が戻りますことを願っております」

私の身近にも似たようなことを言う人がいるのでよくわかるのだが、これは実は謝罪なんかしていない。

後段の部分は、単なる付け足しなので、いわば定型文だからたいした意味はない。

問題は前段の「正月以来政府の地震災害への対応に怒りを感じる連続だったので、二次避難の呟きにも即反応してしまい・・・」という部分だ。

簡単に言うと、こいつは「オレが間違えたのは政府のせいだ」と言っているのである。

前述の私の身近な人の場合だと、「ああ悪かった、悪かった。わ・た・しが悪かった。だいたい、アンタが・・・なんて言うから」と言うのだが、その時のこの人は明らかに逆切れしている。

では、謝る気のまったくないラサール石井が、なぜこのようなツイートをしたのか。

それは岸田首相からの注意喚起ではなく、こちらだと思う。

<北國新聞・富山新聞、一面記事でラサール石井さんが能登半島地震の二次避難に関する誤情報を投稿した騒動について報道>
http://blog.esuteru.com/archives/10157690.html

つまり、北國新聞と富山新聞が、一面記事でラサール石井を名指しで非難したのが大きかったのだと思う。

もちろん、ラサール石井がこの記事を読んだとはとても思えないし、この手の輩は、自分のツイートに対する反論・批判なんて一切見ていないので、このことは知らなかったと思う。

おそらく、ラサール石井のまわりの人間の誰かがこれを知って「ラサール石井さん、これは謝罪した方がいいですよ」とたしなめたのだと思う。

元々謝罪する気なんかまったくないラサール石井としても、被災地のメディアから名指しで批判されたのでは、今後北陸地方には営業に行けなくなるかも知れない(?)ので、あわててあのツイートをしたのではなかろうか。

だから、「被災地の皆さんには迷惑をかけたかも知れないが、それはオレが悪いのではなく、政府のせいだ」という内容になったのだと思う。

普段ゼッタイに謝罪・訂正なんかしない(例えば、斉藤蓮舫とか福島瑞穂)が珍しく謝罪・訂正をした時は、こういう背景がありそうなので、気をつけろ!

ところで・・・

立憲民主党の杉尾秀哉までもが、被災地にわざわざ車で乗り込んだ上に、すでにテレビ等の報道で皆が知っているような現地の写真を撮って「ヒドい状況です」とただ感想を述べただけ、ということで、全方位からツッコミを食らっている。

ただ、こいつの場合「夜の寒さは格別」とツイートした部分についてもツッコミを食らっていた。

つまり「格別」という言葉の使い方が違う(普通は「いい意味」で使う)ということなんだけど、これは別に間違えているとは思わない。

「他とは明らかに違う」という意味では、イメージはともかく使い方としては「あり」だろう。

ツッコミをするのはいいけど、こういう方向違いのものは、下手すると反論を食らうだけではなく、「オレの行動は間違っていない」などと言いかねないので、ちょっと注意が必要だと思う。

まあ、杉尾秀哉もクズであることには変わりないけど。


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