はぶて虫のささやき

日々の出来事について、雑感を書いてます。
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(旧:はぶて日記)

これが日本を代表するクオリティ・ペーパー!?

2018-11-19 | 日記
どんなウソを報じても、まったく反省しないどころか、ウソを指摘されても恥じることのない日本を代表するクオリティ・ペーパー。

それが朝日新聞であるが、その朝日新聞が、今話題となっている「イッテQ」の捏造疑惑に対して社説で取り上げている。

その内容が、あまりにも面白すぎるので、取り上げてみる。

とりあえず全文掲載する。

<朝日新聞社説 2018年11月17日付>
人気のバラエティー番組にいったい何があったのか。すみやかに真相を明らかにして、社会に報告する責任がある。
日本テレビ制作の「世界の果てまでイッテQ!」に疑念が持たれていることに対し、大久保好男社長が謝罪した。
きっかけは週刊文春の記事だ。芸人が世界の祭りを訪ねる番組中の企画について、5月に放映されたラオスの祭りは存在せず、日テレ側の自作自演によるイベントだと報じた。
当初日テレは「番組サイドで企画した事実はない」と反論していたが、タイの祭りでも同様の疑いがあると指摘されると、一転して非を認めた。企画は当面休止し、放送済みの111本の内容を可能な限り検証するという。当然の対応だ。
高視聴率が生んだおごりか、あるいは数字を維持するために逸脱行為に及んだのか。
娯楽の要素が強いバラエティー番組は報道と違う、多少の演出は必要だ、という声もある。だが、「ない」ものを作り出して「ある」とする行為は、公共をになう放送番組として許されない。まして「イッテQ!」は「“真実”との出会い」をうたい、ロケの失敗も隠さずにリアルさをアピールしてきた。日テレ自身のコメントにあるように「猛省」が必要だ。
日テレは09年、「真相報道バンキシャ!」で虚偽証言をもとに間違った報道をし、社長が辞任したことがある。以来、危機管理やコンプライアンスの確立に取り組んできたはずだ。ところが今回、企画づくりに当たったコーディネーター会社に責任を押しつけるような態度をとった。その後、「放送責任はすべて日テレが負う」と軌道修正したが、批判の火に油を注ぐ形になったのは残念だった。
NHKと民放でつくる第三者機関BPO(放送倫理・番組向上機構)も日テレに報告書の提出を求めている。そのBPOは09年の意見書で、バラエティー制作者に「何でもありの心意気を失わないで」とエールを送りつつ、一部にある「見つからなければいい」といった態度に警鐘を鳴らし、視聴者が応援してくれる番組づくりを訴えた。
また、別の放送局のバラエティーが問題になったときの意見書(14年)にはこうある。「バラエティーを成り立たせる『約束ごと』は、実にもろく、ちょっとしたことでひびが入る。それが続けば、テレビそのものへの信頼が崩れかねない」
フェイクニュースが横行する時代。何より大切にすべきは、この「信頼」ではないか。


全体を通して「お前が言うな!」満載の内容であるが、特に面白いのは冒頭の『すみやかに真相を明らかにして、社会に報告する責任がある』と、中段の『「ない」ものを作り出して「ある」とする行為は、公共をになう放送番組として許されない』、そして最後の『フェイクニュースが横行する時代。何より大切にすべきは、この「信頼」ではないか』だろう。

冒頭と中段と締めの言葉。

野球で言えば、先制点に中押し、そしてダメ押しだろう。

よくも、ここまで綺麗にまとめたものだと感心してしまう。

改めて言う必要もないくらい、朝日新聞に対して国民の多くが思っている言葉ばかりである。

中でも『「ない」ものを作り出して「ある」とする行為は、公共をになう放送番組として許されない』は、むしろ「オチ」の言葉として使ってもいいくらいの特大ブーメランだ。

これまで朝日新聞は、「KY事件」がきっかけとなり(実際にはもっと前からだけど、一般的に知られるようになったのは、やはりこの事件だろうか)、見事に「捏造新聞」としての地位を確立した。

簡単に挙げてみると、以下のようになる・・・というか、こんなにあるとは思わなかった!?

<朝日新聞捏造の歴史>・・・(  )内は主犯格
1950.09.27 伊藤律のインタビューを捏造
1959-1985 北朝鮮礼賛キャンペーン
1971.8.26-11.26 「日本軍虐殺」捏造コラム掲載(本多勝一)
1975.4.19 残虐なポルポトを「アジア的優しさ」と報道(和田俊)
1984.8.4 「南京大虐殺」を捏造
1984.10.31 第二次世界大戦中の毒ガス戦を捏造
1985.8.7 靖国参拝ご注進報道(加藤千洋)
1989.05.15 サンゴ自作自演事件(本田嘉郎)
1991- 「従軍慰安婦」捏造報道(吉田清次)
2002.06.05 中田ヒデ日本代表引退を捏造
2004.08.11 サマワの自衛隊宿営地内に迫撃砲弾が撃ち込まれたと捏造
2005.1.12- 政治家がNHKに圧力をかけて番組内容を変えさせたと報道(本田雅和)
2005.08.23 田中知事の会談を捏造


こうして見ると「KY(サンゴ)事件」は、もう30年も前の話になるのだけど、その前もそれ以降も、朝日新聞の体質はまったく変わっていない、ということに驚く。

もちろん、細かいものまで挙げると、それこそ何百・何千にもあるのだろうけど、ここまで日本を貶める記事を捏造し続ける社の体質は、相当根が深いのだろうか。

特に、カッコ内で示した主犯格の人たちは、テレビでも馴染のある方がいて、人の好さそうな顔をした彼らが、すました顔で大嘘を言い放っていたのかと思うと、ホントにテレビって恐ろしいと思ってしまう。

バラエティー番組みたいに、見る側が「まあ、バラエティーですから」と大目に見てくれるのならまだいいが、社説やらコラム(天声人語)などで、「これはけしからん!」などと、エラそうにウソを言い続けているとなると、こんなのが日本のクオリティ・ペーパー面をしていることが許せない。

しかも、「ブーメランが突き刺さっている」、と揶揄されているにもかかわらず、本人たちはまったく痛がる様子もないので、もうまともな神経が通っていないとしか思えない。

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