はぶて虫のささやき

日々の出来事について、雑感を書いてます。
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(旧:はぶて日記)

やっぱり、本物は違う!

2006-10-23 | 日記
昨日の女子ゴルフ「マスターズGCレディス」は、古閑が逆転で優勝。

前日まで首位タイだった、「ピンクのじゃじゃ馬」クリーマーは、4位に終わった。

面白かったのは、その時の岡本綾子の解説。

古閑と飯島に首位を奪われたクリーマーが、16番でティーショットを打とうとしている時のこと。
実況のアナウンサーが「(ティーショットでも)クリーマーが煽られてませんか」と言ったのを受けて、「そんなことはないです」と笑いながら一蹴。

普通の解説者なら、条件反射のように「そうですねえ」と言いそうなところなのに、さすがは御大。

さらに、クリーマーがそのホールの2打目でグリーンをはずした時にも一言。

「私の勘ですが」と前置きした上で、「もう優勝はないですね」とキツ~い一発。

数字的には、まだまだ逆転の可能性がないわけではないのだが、御大によれば、「優勝を争っている終盤になって、こういうショットを打っているようではダメだ」ということらしい。

こういう時に、あの言い方だけはエラそうな御用解説者である戸張捷であれば、「ゴルフは何が起きるかわかりませんから」とバカの一つ覚えみたいに繰り返していたに違いない。

大舞台を何度も経験してきた御大と、口先だけのニセモノとの差が垣間見えた感じがした。

一方、サッカーJリーグでは、首位浦和レッズを追うガンバ大阪が、まさかの逆転負け。
レッズとの勝ち点差は6となった。

ここで、レッズファンである私たちからすれば、「いやいや、スポーツは(サッカーは、なんて限定した言い方なんかしませんよ!)何が起こるかわかりませんからね」と思うのは当然。

なぜなら、まだ6試合もあるのだから。
まだまだ不安でしょうがない。
ただ、大局的に見れば、岡本御大がおっしゃるように「この大詰めの段階で、こんな試合をしているようでは、もう優勝の目はありません」と思うのが普通だろう。

でも、まだ戦っている選手自身が「優勝する資格なんかない」と言うのはどうなんだろう。

ガンバの宮本だ。
昨日が最終戦、あるいは昨日の敗戦で実質的に優勝の目がなくなったのなら、この発言もよくわかる。
しかし、まだ6試合もある。
気持ちはわかるが、短気を起こした若手じゃあるまいし、チームを引っ張るべき人間の発言としては、あまり褒められたものではないと思うのだが。

まっ、宮本が嫌いなだけなんですけどね。

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