mizuno-amiさんやDr.Mさんなども触れておられる、岩波書店の「コネ採用」について、小宮山厚労相が、「早急に事実関係を把握したい」と言ったそうだ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120203-00000033-mai-pol
何だよ、「事実関係の確認」って。
そういう事実があったら「ダメだ」と言うわけか?
そもそも、件の岩波書店の案内には「著者の紹介状あるいは岩波書店社員の紹介があること」が条件となっている。
別に「社員の子息に限る」と言っているわけではない。
もちろん、社員が「自分の子供を紹介する」ということだってあるだろう。
ただ、それがあったからと言って、何がどうダメなのか、このおばさんは考えて言っているのだろうか。
一般的に言って、「コネ採用」をしている企業は結構あると思う。
「コネ採用」をする理由は、一言で言うと「身元がはっきりしているから」だと思う。
その中身もいろいろとある。
まず、「アットホームな会社」なので、社員の子供を優先的に採用しているとか、幹部の口利きで、無理やり採用させられているとか、誰の子供かはともかく、単純に「自社社員の子供」を採用している場合がある。
当然のことながら、身元はわかっているし、例え出来の悪いガキであったとしても、責任は親にあるので、人事部門としては、割と楽に採用できる。
もっとも、幹部のバカガキなどを無理やり採用させられる場合でも、大きな企業になるほど、そんなヤツは「誰でも出来るような仕事がある部署」に配属すればいいので、会社全体としては、あまり大きな問題にはならない。
もちろん、そのような会社では「コネ採用」だけではなく、普通の採用も行っている。
研究開発だとか技術などの部門には、そういうバカガキではなく、優秀な新人を配属するわけだ。
後は、子会社の社員の子供を採用したり、逆に子会社に幹部の子供を採用させたり、「政治的な採用」というものもあるだろうが、いずれにしても、「身元がはっきりしている」ということは、案外重要なポイントである。
一般的に言って、いいことしか書いていない履歴書と、いいことしか言わない面接だけでは、その人がどんな人材なのか、見分けるのはかなり難しい。
特に、ある程度の人数を採用する必要があり、なおかつ大勢の応募者があった場合、「どっちを取る?」みたいな状況が結構ある。
そんな時に、「コネ」があるというのは、ある意味免罪符を持っているわけだから、人事部門としてはちょっと楽ではある。
さて、今回の岩波書店の場合だけど、必要なのは「紹介」である。
つまり、紹介があれば、社員の子供や親戚でなくても、赤の他人でもいい、ということになる。
なぜこのような形を取ろうとするのか。
普通に考えれば、これもまた同様に、紹介された人間が「どんなヤツか、ある程度はっきりしているから」だと思う。
穿った見方をすれば、岩波書店のような「サヨク」がかった会社には、それ相応に思想の偏った人材が必要だ。
「オレが岩波書店を変えてやる」とばかりに、まともな考えを持った人間が入社してきて、社内で「憲法は改正すべきだ」とか「竹島は、もちろん日本の領土」とか言い出されては困るのではなかろうか。
その点、社員や岩波書店から出版している著者の紹介であれば、たぶん同じような思想の持ち主だろうから、そういう心配はしなくても済む。
まあ、当たらずと言えども遠からず、といったところではなかろうか。
いずれにしても、表面上は「きちんと選考いたします」と言っておいて、実は「コネ採用」しかしないよりは、むしろ「コネだけです」と宣言してくれた方が、希望者としては余計な面接をしなくてもいいので、助かるのではなかろうか!?
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120203-00000033-mai-pol
何だよ、「事実関係の確認」って。
そういう事実があったら「ダメだ」と言うわけか?
そもそも、件の岩波書店の案内には「著者の紹介状あるいは岩波書店社員の紹介があること」が条件となっている。
別に「社員の子息に限る」と言っているわけではない。
もちろん、社員が「自分の子供を紹介する」ということだってあるだろう。
ただ、それがあったからと言って、何がどうダメなのか、このおばさんは考えて言っているのだろうか。
一般的に言って、「コネ採用」をしている企業は結構あると思う。
「コネ採用」をする理由は、一言で言うと「身元がはっきりしているから」だと思う。
その中身もいろいろとある。
まず、「アットホームな会社」なので、社員の子供を優先的に採用しているとか、幹部の口利きで、無理やり採用させられているとか、誰の子供かはともかく、単純に「自社社員の子供」を採用している場合がある。
当然のことながら、身元はわかっているし、例え出来の悪いガキであったとしても、責任は親にあるので、人事部門としては、割と楽に採用できる。
もっとも、幹部のバカガキなどを無理やり採用させられる場合でも、大きな企業になるほど、そんなヤツは「誰でも出来るような仕事がある部署」に配属すればいいので、会社全体としては、あまり大きな問題にはならない。
もちろん、そのような会社では「コネ採用」だけではなく、普通の採用も行っている。
研究開発だとか技術などの部門には、そういうバカガキではなく、優秀な新人を配属するわけだ。
後は、子会社の社員の子供を採用したり、逆に子会社に幹部の子供を採用させたり、「政治的な採用」というものもあるだろうが、いずれにしても、「身元がはっきりしている」ということは、案外重要なポイントである。
一般的に言って、いいことしか書いていない履歴書と、いいことしか言わない面接だけでは、その人がどんな人材なのか、見分けるのはかなり難しい。
特に、ある程度の人数を採用する必要があり、なおかつ大勢の応募者があった場合、「どっちを取る?」みたいな状況が結構ある。
そんな時に、「コネ」があるというのは、ある意味免罪符を持っているわけだから、人事部門としてはちょっと楽ではある。
さて、今回の岩波書店の場合だけど、必要なのは「紹介」である。
つまり、紹介があれば、社員の子供や親戚でなくても、赤の他人でもいい、ということになる。
なぜこのような形を取ろうとするのか。
普通に考えれば、これもまた同様に、紹介された人間が「どんなヤツか、ある程度はっきりしているから」だと思う。
穿った見方をすれば、岩波書店のような「サヨク」がかった会社には、それ相応に思想の偏った人材が必要だ。
「オレが岩波書店を変えてやる」とばかりに、まともな考えを持った人間が入社してきて、社内で「憲法は改正すべきだ」とか「竹島は、もちろん日本の領土」とか言い出されては困るのではなかろうか。
その点、社員や岩波書店から出版している著者の紹介であれば、たぶん同じような思想の持ち主だろうから、そういう心配はしなくても済む。
まあ、当たらずと言えども遠からず、といったところではなかろうか。
いずれにしても、表面上は「きちんと選考いたします」と言っておいて、実は「コネ採用」しかしないよりは、むしろ「コネだけです」と宣言してくれた方が、希望者としては余計な面接をしなくてもいいので、助かるのではなかろうか!?
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