はぶて虫のささやき

日々の出来事について、雑感を書いてます。
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(旧:はぶて日記)

本当にスゴい研究

2014-03-02 | 日記
今日の「所さんの目がテン!」

今日のテーマは「よくよく聞くと、本当はすごい研究スペシャル」

その一つが、岡山理科大・山本准教授が開発したという「好適環境水」

一言で言うと、海水魚も淡水魚も生きられる水、ということだそうだ。

最初は「ん?どういうこと?」と思っていたのだが、よくよく考えてみれば、いわゆる海水魚は淡水では生きていけないし、逆に淡水魚は海では生きていけない。

浸透圧の影響、というのが大きな要因らしい。

もちろん、サケみたいに、川で生まれたのに海へ出て行き、最後はまた川に戻るわけ魚もいるわけだから、そこには何かあるんだろう」という気はしていた。

それが何かと言うと、実は「ナトリウム・カリウム・カルシウム」の3つということだそうだ。

聞いてみると、目新しい物質は何もなくて、「ふ~ん」というものばかりなのだけど、この3つに絞るまでの実験・研究が大変だったらしい。

そして、それらの成分を入れて作ったものが、この「好適環境水」ということだ。

この水を使うと、同じ水槽の中に海水魚と淡水魚が同時に泳いでいる、という奇妙な光景を見ることができる。

しかも、淡水の中にタイを入れると、いかにも苦しそうにしているのだけど、この淡水に「好適環境水の素」を入れると、あら不思議。
あっという間に、タイは生き返った。

この「好適環境水」はただ海水魚・淡水魚どちらでも生きられる、という特長があるだけではない。

まず、魚の発育が早い、ということ。

実は、海水は成長を抑制しているのだそうな。

海水魚には「浸透圧調整」という機能があって、海水との浸透圧との差を調整する機能があり、これに結構なエネルギーが必要になるので、結果的に成長を妨げている、ということらしい。

もう一つが、病気にかかりにくいということ。

これも、海水魚に寄生する寄生虫を、好適環境水を使うことによって、退治することができるのだそうな。

病気にかかった魚を好適環境水に入れたものと、普通の海水に入れたものとを比べると、その差は歴然。

海水の中で死にそうになっている魚も、好適環境水に入れ直すと、瞬く間に元気になった、という映像にはびっくり。

まあ、いろんなことを考えているもんだ。


もう一つの研究は、「ホットミルクを飲むとホッとする」

こちらの方は、今ひとつ。

確かに「牛乳瓶で飲んだ牛乳の方がおいしい」というのはわかったが、現実問題として牛乳瓶で牛乳を飲むという機会は少ない。


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