Ｗ杯ロス！？

サッカーＷ杯が終わり、何となく気が抜けた感じの今日この頃。

それにしても、久々に決勝戦で贔屓チームを作って応援したＷ杯でした。

応援していたクロアチアは、残念ながら最後は力尽きた感じでしたが、いい試合でした。

まあ、クロアチア的には、オウンゴールあり、映像判定によるＰＫありと、満足したかどうかはわかりませんが、見ている方としては久々に感動しました。

20年毎に初優勝するチームが誕生しているというジンクスがありましたが、実は前回ブラジル大会でドイツが優勝したことで、「ヨーロッパで開催される大会ではヨーロッパチームが、それ以外の地域で開催されると南米チームが優勝する」というジンクスが崩れているので、あまり期待はしてはいませんでした。

それにしてもいいチームだったと思います。

最優秀選手は、そのクロアチアのモドリッチが選ばれました。

珍しく表彰式まで見ていましたが、これもいいシーンでした。

疲れ切っているのか、負けたことが満足できないのか、まったく笑顔のないモドリッチでしたが、それもしょうがないでしょうね。

確か、これまで表彰式はスタンドでやっていたと思いますが、今回はフィールドでの表彰。

これも良かったと思います。

勝ったフランスの選手が、負けたクロアチアの選手に駆け寄ってお互いの健闘を称え合う姿は、「これぞスポーツ！」というシーンでした。

21歳以下の最優秀選手に選ばれたエムバペは、この試合では小賢しいプレーはなく、そのスピードを如何なく発揮したプレーや、豪快なシュートも決めたので、これからホントに世界から称賛されるブレーヤーとして成長してほしいと思います。


３位にはベルギー、４位はイングランドが入りましたが、いずれもいいチームでしたね。

その３位に入ったベルギーの監督が、「日本のおかげでチームが一丸となることができた」みたいなことを言っていましたが、だからと言って「３位に入ったベルギーと互角の試合をしたのだから、もしかしたら日本は優勝できたかも知れない」などと言うのは、ちょっと驕りすぎでしょう。

まだまだ日本はナメられているんだと思います。

普通に勝てると思っていたら、思いがけず２点を取られたので、ビックリして「本気モード」に入った、というところでしょうか。

ここで、急に「本気モード」に入れるところがベルギーの強さであり、点が取れないどころか、韓国に先に１点取られたら浮き足立って、さらにもう１点取られてしまったドイツとの違いでしょう。

もちろん、今回に限って言えば、ということですが。


いずれにしても、４年後が今から楽しみです。

カタールの時差って、どれくらいなのかなあ。