よく言えた！

大津市の中学校で、ソフトテニス部の部員である男の子が、練習中のミスを理由に「校舎を80周してこい」と言われ、９周目にぶっ倒れた、という事件。

当時の気温は30℃を超えていた、ということだし、校舎80周は約18kmあるらしい。

これを指示した顧問の先生は、ただのバカだろう。

それ以外に表現のしようがない。

「いきすぎた指導」とか「体罰」とかいう問題ではなく、ただのバカ。

場合によったら「殺人未遂」で訴えてもいいレベルだと思う。

このクソ暑い時期に、外を走ってこい、などと平気で言えるバカなヤツは、学校に置いておいたら危険だと思う。

だって、何にも考えていないのと同じだし、もし「この暑さの中で走っても大丈夫」だと思って言ったのだとしたら、もはや何を指導してもムダだろう。


これに関連して、珍しく朝日新聞がまともなことを言っている。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180714-00000085-asahi-soci

『これからの時期、給水が少なかったり、過度な持久走が課されたり、そうしたことについての意見が言えない雰囲気があるなら、それは先生の間違いです。
「それは無理」と感じた時、「もうダメだ」と体に異変を感じた時、仲間の様子がおかしい時、自分や仲間を守るために、声を上げましょう。とても勇気がいることです。でも、みなさんの方が正しい場合がきっとあります。』


さて・・・

それで、高校野球（夏の甲子園）は、今後どうするの？

炎天下でやる試合なんて、無謀以外の何物でもないし、当然中止だよね。

選手（生徒）の中には、もちろん「こんな暑さの中で試合するなんてあり得ない！」と考えている子もいるだろうから、勇気を持って「もうやめましょうよ」と言っていいわけですね。

ただ、世間の人たちは「それは先生が間違いなのではなく、主催した上に、ムチャクチャな日程で運営している高野連と朝日新聞のせいだ」と思っているはずです。

そういう人たちの意見も、当然受け入れるわけですね。

とは言え・・・

たぶん、朝日新聞としても「それとこれとは別」とか普通に考えてそうだし、そのうち「いや、これは我々がゴリ押ししているわけではなく、生徒たち自身が望んでいるのだから、我々の方からやめようとは言えない」とか平気で言いそうだから怖い。