メディアは、どうして石破を叩かないの？

武漢肺炎（新型コロナ）の感染拡大が収まらない理由の一つに、何度も専門家や政府・自治体が「集近閉（三密）を避けましょう」と言っているにもかかわらず、当の政治家自身や、有名人が堂々と会食を繰り返していることが挙げられると思う。


その一つ。

宇都宮市で、1/５に自民党所属の20名の市議が、議会内で会議後に議員控室で会食をしていたそうだ。

危機感がなさすぎる、というのか、「オレは大丈夫」という根拠のない自信があるのかどうかわからないが、この時期によくやるよな、としか思えない。

しかも、市議の一人は「食べたのは１０００円の弁当。それで『会食』と言われても……」などとコメントしたそうだ。

要するに「会食というのは、飲食を伴う宴会のことを指すのであって、みんなで弁当を食べるのはこれに当たらない」と堂々と答えているわけだ。

もう「アホ！」としか言いようがない。


https://mainichi.jp/articles/20210115/k00/00m/040/076000c


そして、二つ目。

こちらは政権政党の重鎮（？）である。

あるいは、政権政党内野党とも言える・・・石破茂である。

こいつの場合、緊急事態宣言が出されたその日である1/８の夜、福岡において、もはや終わった政治家である山崎拓らと会食したそうだ。

自派の会合には一切出ないくせに、こういう「大物」と呼ばれた政治家の会合には出るらしい。

人間の嫌らしさを隠そうともしない、腐った政治家らしい行動だろう。

しかも、こいつの場合、いちおう謝罪をしているが、その中で「あらかじめ『５人以上になる場合は部屋をふすまで仕切るなど、１会場の人数を４人以内とする対応』をお願いしていたが、そうなってはいなかった」とも言っている。

つまり、「店にはちゃんと言っていたのに、店がそうしなかった」と店側に責任転嫁しているわけだ。

だいたい「４人以下ならいい」けど「５人以上はダメ」というわけではない。

とにかく「三密を避けろ」と言われているのに、そう菅総理が宣言したその夜に会食をするとは、これってわざとなんだろうか。

通常であれば、自民党議員が会食などしようものなら、メディアはこぞってこれを叩きそうなものなのに、石破に対してだけは、なぜか一切のお咎めなし。

テレビでも、東国原英夫などは「素直に謝ったのは良かった」などと言い垂れる始末。

野党連中があまりにも謝罪しないものだから、それに対して「素直だ」と言ったのかも知れないが、こんなもの謝って済む問題ではない。

立川志らくも、石破が「席を立つ勇気がなかった」などとウソ八百を並べているのに対して「誘った人が悪い」などとコメントしているが、これまた責任転嫁の言い訳以外の何ものでもない。

石破が人間のクズであるのは知っていたが、ここまで腐っていたとは思わなかった。

メディアが批判しない時点で、この政治家は日本の敵だ！

https://www.sankei.com/politics/news/210115/plt2101150047-n1.html