はぶて虫のささやき

日々の出来事について、雑感を書いてます。
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(旧:はぶて日記)

またまた巨星逝く!

2020-11-27 | 日記
マラドーナが亡くなった。

まだ60才だそうだ。

言うまでもなく、サッカー界の大スターである。

彼の功績の一つとして、1986年のワールドカップ・メキシコ大会でアルゼンチンを優勝に導いたことがあげられ、その時の「5人抜き」や「神の手ゴール」が有名だけど、それ以外の大会でのプレーも、それはもう「半端ない!」の連続だった。

小さな体であるにもかかわらず、大男揃いの欧州チームのDF陣相手に、一歩も引かないどころか、彼らを翻弄しまくっていた。

メキシコ大会の優勝も、次のイタリア大会での準優勝も、彼以外の選手でぱっとした選手はあまりいなかったので、いずれもマラドーナ一人で勝ち上がった感がものすごかった覚えがある。

現在のスーパースターであるメッシとC.ロナウドの二人も、いずれも母国を優勝に導いたことはない。

メッシ率いる現在のアルゼンチンは、ブラジル大会では準優勝したものの、それほど強かった印象はなく、何となく勝ち上がってきた印象が強かった。

それほど強烈なインパクトを残した選手だったと思う。

面白いのは、母国アルゼンチンには「マラドーナ教」というマラドーナを神として崇める宗教があることだ。

この宗教に入るには、入会の儀式として、あの「神の手」によるゴール・シーンを再現する、というものがあるらしい。

実際のフィールド内で、ゴール前にあげられたクロスボールを、GK役の審査人(?)と競り合った際に、それをわざと左手を使ってゴールする、というものだ。

単に吊るしたボールを左手で叩く、という説もある。

あの時のプレーはマラドーナ自身も「ハンドだった」ということは自覚しているようで、当時「フォークランド紛争」で争っていたイングランドとの試合でやったことに意味がある、ということらしい。

「神の手ゴール」も「5人抜き」も、いずれも準々決勝のイングランド戦である。

こういうところも、彼のカリスマ性のなせる技かも知れない。

こういうスーパースターは、今後出てくるのだろうか。

いずれにしても、合掌!

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%A9%E3%83%89%E3%83%BC%E3%83%8A%E6%95%99




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