はぶて虫のささやき

日々の出来事について、雑感を書いてます。
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(旧:はぶて日記)

偏りすぎのスポーツ報道

2004-11-29 | 日記
女子プロゴルフは、最終戦で不動裕理が宮里藍を破って優勝し、見事に4年連続の賞金女王に輝いた。

それにしても、今回のLPGAツアーCSは、最初から最後まで宮里贔屓に終始していたように見えた。

だけど、この時点での賞金女王のトップは不動であり、その不動も4日間を通して優勝争いをしていた。(結局、逆転優勝したわけだが)

宮里が逆転賞金女王するためには、宮里が優勝で、なおかつ不動が7位以下という条件が決まっていた。
この条件下で、宮里を応援しているということは、宮里が優勝するのを応援すると同時に、不動が7位以下になるのを期待していたということになる。

つまり、「不動、優勝するなよ」って言ってるのと同じだ。
これは、いくらなんでもヒドいだろう。

確かに、今年の女子ツアーは、宮里のおかげで盛り上がったことには違いない。
しかし、ここ2~3年女子ツアーを引っ張ってきたのは不動である。

彼女のような強いゴルファーがいてこそ、ツアーを見ていて面白くなるわけである。
それが、最初から最後まで「藍ちゃん、がんばれ!」では、ちょっと偏りすぎではないだろうか。

私は別に宮里藍が嫌いなわけでもなければ、不動のファンでもない。
でも、ここまで極端な姿勢を見せられると、あまのじゃくの私としては、ついつい不動を応援したくなってくる。

やっぱり、テレビを含めたマスコミって、政治や国際問題だけでなく、すべてにおいて偏向しすぎなんだろうか。
でも、そんな状況下で優勝した不動って、やっぱり立派だと思う。


話変わって大相撲だが、こちらはまたまた朝青龍の優勝で幕を閉じた。

もはや朝青龍を脅かす力士はいない、と言ってもいいくらい強い。

しかし、彼の場合、千代の富士の時と同じように、「ホントに強いのか?」という疑問がいつもついてまわる。
少なくとも私の中では、であるが。

魁皇は図体がデカい割には、ケガが多かったりで、本来の強さを見せていない。
それ以外にも、彼に勝てそうな力士がいないのだ。

でも、かつての北の湖は「憎たらしいくらい強かった」が、朝青龍や千代の富士は、ただ「憎たらしい」だけだ。
何か引きつけるものがない。
まあ、個人的な好き嫌いなのかも知れないが、ホントに強い力士が出てこないと、大相撲も先行き不安だと思うのだがね。

スポーツも強けりゃいい、ってものでもない!?

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