私のトリビア

会社で雑談をしていた時の話。

出張で地方へ行ってきた同僚から、その地方のお土産であるおせんべいが配られた。

その時、たまたまガムを噛んでいた女性に「今、このおせんべいを食べてみてよ、ガムがなくなっちゃうから」と言うと「ウソ！」ってことで、これまでの経験から、実際になくなってしまうことを証明すると「へえっ！」ってことになり、そのまま話題は「トリビアの泉」の話となった。

そこでわかったのは、人は意外と誰でも「どうでもいい話」を知っているものだということ。

それがこういう時でないと判明しないのは、それこそ「どうでもいい話」である証拠だ。
だいたい、そんな「どうでもいい話」をする機会なんて、なかなかないのだから。

そんなわけで、私の知っている「どうでもいい話」


＜全国に６９６ある都市の中で、名前に数字がついているもののうち、もっとも多いのは「八」である＞

これは実際に数えたことがある。

ホントは「三」だと思っていた。

近隣には三鷹だとか三島だとかがあり、あと三条や三沢など、いくつか思いつくので、当然「三」が一番だと思っていたところ、残念ながらこれは第二位（１２都市）

一番多いのは意外なことに「八」で、八王子・八尾・八戸・八千代・八代・八潮・八街・八幡・近江八幡・八女・八日市・八幡浜・八日市場の１３都市。
ついでに言うと、一から十までの数字でいえば「六」だけがない。


＜シューベルトの「未完成交響曲」の完成版が実はある＞

これは、クラシックファンなら常識かも。
シューベルトの有名な交響曲である第８番は、未完成のままに終わったのだが、彼が残していた曲の一部やスケッチなどを元に、完成版に仕立てた人がいるそうだ。

残念ながら、私はまだ聞いたことがないが、聞いた人によると「まあまあ」らしい。

ところで、このシューベルトは、「第８番」のほかにも、未完成の交響曲が全部で６つもあるらしい。

途中で諦めちゃったのか、他に理由があるのかはわからないけど、まあ、ベートーベン以後の交響曲作曲家が、彼の作品数である「９」にこだわっていたというのは有名な話なので、シューベルトにしても、何とか９曲で終わらせたかったのだろうが、そのための未完成なのかも知れない。

でも、もしかして単なるズボラだっただけなのかも！？


以上、ちょっとウンチクをたれてみました。