はぶて虫のささやき

日々の出来事について、雑感を書いてます。
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(旧:はぶて日記)

いろいろと思うこと

2024-01-11 | 日記
能登地震による被害はまだまだ増えそうで、いつ復興できるのか目途が立っていない。

そんな中で目立つのは、やはり「こういう時に出でくるバカ」連中だろう。

山本太郎の愚行については、あらためて説明する必要もないほどヒドいものだけど、これを擁護する連中もわんさか湧いて出てきている。

問題は、「この時期に、わざわざ車で出来かけていって渋滞の要因を作り、現地で何をするのか思えばカレーを食べただけ。さらに、こいつは松葉杖をついて現場で写真撮影をしていた」ということに尽きる。

こいつを擁護するヤツの中で多いのが「カレーを食べたのがなぜいけないの?」「カレーを食べたくらいでどうしてこんなに非難されなきゃいけないの?」という、いわゆる「論点のすり替え」だ。

「なぜわざわざ現地に行ったりなんかしたんだ」というのが多くの人が持つ疑問なのだから、そこでカレーを食べたかどうかなんて、どうでもいい。

つまり、「なぜ現地に行ったのか」という指摘に答えられない連中が、あえて論点をすり替えているとしか思えない。

また、後日松葉杖をついていたことが判明したのだが、これに対しては「もし再度大きな地震が起こったらどうすんの?アンタは今度は救助される側になっちゃうんだよ。いったい何のために行ったの?」というツッコミがすべて。

しかも、「もしかしたら、松葉杖もパフォーマンスなの?」という指摘さえある。

こいつを擁護しているのは、ラサール石井・水道橋博士などお馴染みの連中だ。

これだけでも、こいつの行動が異常であることは間違いない。

一方で、あの「元少年革命家」ゆたぼんが、珍しくこいつの行動を批判していたのだが、今回批判の側に回ったのは、ゆたぼん自身が車の免許を持っていないからだと思っている。

ゆたぼんが免許を持っていたら、間違いなく現地入りしていたに違いない、と思うわけだ。

そして、当然のことながらこの女も登場する。

東京新聞の絶対的エース・望月衣塑子だ。

今回は山本太郎の行動を擁護しているのではなく、正常運転の「政府叩き」である。

官房長官会見の場で「ヘリコプターを導入してパラシュートによる物資の投下をなぜしないのか」という質問をしたそうだ。

こういう疑問が出てくること自体については否定しない。

ただ、新聞記者としては、逆にこういう質問を受けた時に、これにきちんと回答できるようにするべきではないかと思うわけだ。

ところが、望月のような無能記者は、この疑問をわざわざ政府にぶつける。

もっと自分で調べろ、ということである。

個人的にもある程度の考えはあったのだが、いろいろと調べてみると、それがだいたい合っていることがわかったので箇条書きにしてみる。

・空中から投下すると、物資が破壊されてしまう危険性がある。
・また、投下された物資を受け取ろうとする人たちに当たってしまう危険性がある。
・上記により、物資を投下する場所は、人が集中している場所から離れている必要がある。
・そうなると、投下された場所から人がいる場所までどうやって運ぶのか、という問題が発生する。

要は、「そう簡単にできることではない」ということである。

メディアなどでは「ヘリコプターによる空輸は国連で禁止されているから」という記事を書いているところもあったが、こういう書き方をすると「ホントはやりたいんだけど、国連が禁止しているからできない」というようにも捉えることができるので、ますます批判されることになるわけだ。

その時のやり取りは以下のYoutubeで見ることができるが、実はこの質問に対して林官房長官は明確には答えていない。

https://www.youtube.com/watch?v=dPk4koh_Ivo (1月5日)

https://www.youtube.com/watch?v=gAD_2vSE8MM (1月9日)

イソ子の質問がダラダラと長いのは仕方がないにしても、これに対して簡潔に回答していないから、ますます「政府は何をやっているんだ」と思われるのだろう。

5日の会見でも、9日の会見でも、イソ子の質問に対して「ヘリコプターによる空中からの物資投下は危険だし、そこからの輸送手段の確保が難しい」と答えていれば、イソ子だってそれ以上は言えないはずだと思う。

ついでに言うと、この時の会見(1月9日)でイソ子は、「阪神淡路大震災」の時の対応がどうだった・こうだったと言っているが、なぜかそれよりも直近である2011年の東日本大震災の時の対応について触れていない。

実は、阪神淡路大震災の時の教訓を生かして、その後たくさんのマニュアルができているのに、東日本大震災の時は、菅直人がそれらをことごとく無視して、現場を大混乱に陥れたので、これに触れるわけにはいかなかったのだろう。

阪神淡路大震災の時は、時の首相である村山富市は「何せ初めてのことなので、どうしていいかわからない」と正直に言ったので、自衛隊の投入等のタイミングが遅くなったとは言え、その後の処理はまずまずうまくいっている。

ところが、菅直人は「オレは原子力には詳しいんだ」と自慢したくせに「臨界点って何だ」と聞き返すなど、何も知らない無知のくせに、「オレが、オレが」で前に出てきて、結局すべてをぶっ壊してしまった。

「緊急時に責任者は中央から動いてはいけない」という国だけでなく企業でも当たり前の原則を、こいつは無視してパフォーマンスに走ったのである。

今回の能登地震でも、「岸田首相は何をしているんだ」ということを言うヤツもいるが、少なくとも勇んで現地に行かない分、菅直人よりははるかにマシだ。

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