はぶて虫のささやき

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(旧:はぶて日記)

映画評1121 ~ アクアマン 失われた王国

2024-01-13 | 映画評
今回は「アクアマン 失われた王国」です。

DCコミックスのヒーロー・アクアマンを主人公に描き大ヒットを記録した2018年製作のアクション大作「アクアマン」の続編。
キャストには主演のジェイソン・モモアを始め、アクアマンの弟である前王オーム役のパトリック・ウィルソン、母アトランナ役のニコール・キッドマン、アトランティスの女王メラ役のアンバー・ハード、ブラックマンタ役のヤーヤ・アブドゥル=マティーン2世ら前作のメンバーが集結。「ワイルド・スピード SKY MISSION」のジェームズ・ワン監督が前作に続いてメガホンをとった。

主演:ジェイソン・モモア
共演:パトリック・ウィルソン、アンバー・ハード、ヤーヤ・アブドゥル=マティーン2世、ニコール・キッドマン、ドルフ・ラングレン、
その他:ランドール・パーク、テムエラ・モリソン、ジョン・リス=デイビスほか

<ストーリー>
はるか昔、南極の氷河の奥深くに封印された「失われた王国」。そこには、世界を滅亡させるほどの力を持つ伝説の古代兵器ブラック・トライデントがあった。ある日、アクアマンへの復讐を誓うブラックマンタがブラック・トライデントを見つけ出し、邪悪な力が解き放たれてしまう。5億もの海の生物を操ることのできる海底アトランティスの王アクアマンは、かつてない脅威から海と地上の世界を守るため、仲間たちとともに立ち上がるが・・・


マーベルが次から次へと新しいキャラクターを作り出しているのだが、DCコミックからも同様に新しいキャラクターが出てくる。

マーベルにも、アイアイマン・スパイダーマンなどがいるが、DCコミックの方は、スーパーマン・バットマン・ワンダーウーマンなど、基本的に「〇〇マン」という名称のものが多くて、結構ダサい。

そして、今作もその一つであるアクアマンだけど、CGを駆使したアクションが満載である。

でも、何と言うか・・・チャチな感じしかしない。

動きが軽いというのか、おもちゃのような動きに見えて、とても迫力があるとは言えない。

また、見ていると「スターウォーズ」や「インディージョーンズ」などで見たようなシーンが随所に出てきて、全体的に既視感がある。

今作でも主人公アクアマンとその弟であるオームとの関係は、まるでマイティ・ソーとロキの関係に似ている。

かつて殺し合いを演じていたような二人が、今回は地球を救うという目的のためとは言え、急に仲良くなっているので、かなり違和感がある。

要するに、チャチ感と既視感。

この二つが強烈なので、目新しさがほとんどない。

さらに、今回のラスボスは、人を惑わして操るところまではいいのだけど、最後は実にあっさりと負けてしまう。

しかも、その時にアクアマンが使った武器というのが、確かラスボスのものであったと思うのだが、それでいいのか?・・・と思うほど、お互いが使っている武器が似通いすぎて、区別がつかない。

要は、何をやっているのかよくわからないわけで、ワクワク・ドキドキ感がほとんどない。

随所に出てくるアメリカン・ジョークも何だか寒いし。

そして最後は、地上人とアトランティスの海底人が和解して、今後はお互いに助け合いましょう、みたいな終わり方。

海底人はこれまで独自の文明を築き上げて、地上とは別の世界を生きてきているのだけど、次回以降どうすんの?

何だか、ますます期待できそうにない感じがする。

ということで、もともとあまり期待していたわけではないけど、思った通りたいしたことがなかったので、評価は「C」にします。

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