はぶて虫のささやき

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(旧:はぶて日記)

判断基準はアサヒ?

2011-05-09 | 日記
先日の菅首相による浜岡原発停止宣言。

「どうせ、誰かからの入れ知恵だろう」と思っていたら、入れ知恵どころか、アメリカからの圧力だったらしい。

<「私的憂国の書」さんのブログより>
http://yukokulog.blog129.fc2.com/blog-entry-563.html

まあ、あのおっさんが自分で決断できるとも思えなかったのだけど、たとえ圧力がかかったとは言え、事前の根回しもなしに、いきなり「宣言」したことは、どうやら事実のようだ。

いずれにしても、「責任を取るつもりなんか、まったくない」首相だから、中部電力管轄地域における夏場の電力供給だとか、他の原発はどうするんだとか、どうせ考えていないだろうし、何か問題が起こっても、すべて「中部電力が悪い!」と言うに決まっている。

こんな首相がホントにいいのかどうかの判断基準の一つとして、「朝日新聞が、どう評価しているか」というのがある。

もちろん、「評価している」であれば、「首相は間違っている」だし、「評価しない」であれば、「首相は正しい」である。


今回は、天声人語にその答が・・・

http://www.asahi.com/paper/column20110509.html

まあ、「右側のドアを開けます」という車内放送に感心する時点で、「はあ?」だし、これのどこが「責任感がにじむ言い回し」なのか、さっぱりわからないけど、これがアサピー感覚らしい。

その天声人語子は、今回の宣言について「当事者の覚悟が透ける言葉」だと感じたようだ。

ということは、やはり「覚悟がまったく見えない宣言」だったということで、間違いないだろう。

「言っていることが正しいかどうか」が問題なのではなく、「具体的にどうするか」が何もないから問題だと言われているのだから、少なくとも「覚悟がある」とはとても言えないだろう。

それに、「信望が厚い指導者ならば、要請はもっと支持され、中部電力に即断を促したはずだ」と言っているが、普通「信望が厚い指導者」であれば、事前に中部電力と調整をするなど、全体的なビジョンが先にあるはずだと思うのだが・・・
政治の世界では「とりあえず宣言が先」なのだろうか。

「乱気流のただ中で、彼の技量や人徳を論じても始まらぬ」と言うけれど、「彼の技量・人徳」があまりにも問題だから、被災地の人たちや、原発事故の対応に奔走している人たちが苦労しているんじゃないのか?

やっぱり、アサピーの感覚はおかしいと思う。

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