バカに対抗するには？

埼玉県八潮市が、小・中学校の給食費を滞納しているバカ親に対して、簡易裁判所を通じて支払いの督促を始めたところ、滞納額がおよそ１０分の１に減ったらしい。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20111107/t10013777041000.html

つまり、「払えるけれども、払わない・払う気などない」というバカがたくさんいるということが証明されたわけだ。

もちろん、こんなことはハナからわかっていたことで、学校側が何を気にしていたのかはわからないけど、とにかく手を打ってこなかった、ということでもある。

もちろん、「払わなくても平気」と思っているようなバカ親ばかりだから、「払ってくれ」などと言えば、何だかかんだと難癖をつけてくるだろう、ということは予想できる。
下手に事を公にしようものなら、別のバカが出てきて、「実際に払えない家庭もあるのに、これは人権侵害だ」と文句をつけてくることも予想の範疇。
事なかれ主義の学校としては、「だったら、黙っておこう」と考えるのも無理はない。

だから八潮市としては、英断とも言える行動だけど、全国に波及するかと言うと、たぶんムリだと思う。
そこまでしてバカ親と対決するのには、かなりの労度がかかる。
バカは決して反省や改心などしないので、「そこまで言うか？」というほどの抵抗をするに違いない。
そんなバカに対抗する勇気が、今の教師にあるとも思えない。

もしかして、中には自分の子供の給食費を払っていない教師もたくさんいるんじゃなかろうか。
たぶん、そんな気がする。



さて・・・

プロ野球の日本シリーズの対戦は、セ・パともに１位チームに決まった。

これで、昨年のように、セリーグ優勝・中日、パリーグ優勝・ソフトバンク、そして日本一はロッテ、などというわけのわからない結果にはならなくなる。

もちろん、ＣＳの面白さはあると思う。
だけど、両リーグの優勝チームに対するアドバンテッジは少なすぎると思う。

年間１４４試合戦ってきて、やっと掴んだ栄光を、わずか６試合でひっくり返されるのは、どうも違和感がある。

だから、現状の１勝のアドバンテッジではなく、最低でも２勝、できれば３勝のアドバンテッジがあってもいいと思う。
つまり、１勝すれば、優勝チームの勝ち。
２位または３位のチームは、とにかく１敗すれば負け、というくらいのハンデがないと、優勝したチームがかわいそうだ。

いくら日本シリーズが「お祭りみたいなものだ」と言ったところで、シーズン最後の試合の方が盛り上がるに決まっていると、何よりも「日本一」という響きは、リーグ優勝よりもいい。

落合監督は、ＣＳには否定的でもあったわけだし、これで最後を飾ることができれば、もう思い残すことはないだろう。

で、広島に来てくれる？