はぶて虫のささやき

日々の出来事について、雑感を書いてます。
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(旧:はぶて日記)

何を言っているの?

2005-04-13 | 日記
今日の天声人語。

ただし、今日は別の面から叩く。


今回は、「交通安全週間」にちなんで、交通安全について書いている。

さらっと読めば、何ら変なところはないように思える。
しかし、仕事で少しでも「交通安全」に携わったことがある人間としてみれば、これほど失礼なコラムはない。

このおっさんはこう言っている。

『交通ルールを守らなければ命が危ないと、幼い子に教え続けることは必要だ。(中略)しかし交通ルールを唱えるだけで万全とは言えない』

一見すると何の変哲もない文章だが、要するに「交通安全運動って言ったって、ただ交通ルールを唱えているだけじゃないか」と言っているわけだ。

交通安全に携わる人たちが、交通事故をなくすためにどれだけ苦労しているのか、何にも知らないくせに、このバカはエラそうにご高説をたれる。

そして、『車の速度を抑えるために、道の途中にハンプ(こぶ)と呼ばれる盛り上がりをつくる』という、すでに日本の高速道路でもごく普通に見られる対策について、わざわざその出所を調べた上で、それを自慢げに披露する。
そのくせ、車による交通事故防止のための対策なのに、『学校の近くに作られたハンプにつまずいて転んだ人もいるという』などとケチをつける。

いったい何様のつもりなんだ。

その一方で『表通りだけでなく、狭い路地をも疾走するような車に有効な「車外ブレーキ」を考案できないものか』などと、わけのわからないことを提案している。

何なんだ?「車外ブレーキ」って。
車の外側にブレーキをつける、というのか?

だとして、それはいったい誰が、どうやって操作するんだ?

突拍子もない提案をするのなら、もうちょっとわかりやすく言えよ。

それとも何か、交通安全をバカにしてるのか?

そう思える理由は、最後の一文だ。

『季節ごとの安全運動ではなく、通年で取り組むべき差し迫った課題だ』

このバカは、交通安全活動は、この「交通安全週間」の時だけの活動だと思っているらしい。
そして「だからダメなんだ」と言っているわけだ。

はっきり言うが、知らないくせにエラそうなことを言うんじゃない!
災害現場に行っても、外から眺めているだけのくせに、そんなお前なんかに事故や災害についてとやかく言われる筋合いなんかない!
どうせ、机の上でさら~っと書いて終わりのコラムなんだろうが。

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