はぶて虫のささやき

日々の出来事について、雑感を書いてます。
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(旧:はぶて日記)

バカとマスコミの共生

2005-06-07 | 日記
JR福知山線の脱線事故以降、線路上に自転車や石などを置くバカが結構いるらしい。

バカが依然として存在するのは仕方がないとしても、こいつらの目的って、いったい何なんだろう。

目の前で、電車が脱線して人が死ぬのが見たい、というキチガイか。
それとも、脱線して人が負傷し苦しんでいるところを助けて、ヒーローにでもなろうと思っているのだろうか。

あの脱線事故の時も、近隣の会社の社員たちが仕事を中断して救助にあたった、という美談があったし、まさかそれを「いいなあ」とか思ったわけではなかろうな。

いずれにしても、こういうバカは早めに始末するに限る。

それにしても、マスコミは相変わらず「いたずら」などと表現しているが、どういう了見をしているのかわからない。
場合によっては、大惨事にもなりかねないこういう行為が、「いたずら」なわけはなかろうに。

マスコミがこんなヘタレだから、バカなガキが「いたずら気分」でやるんじゃないのかね。
最初から「殺人未遂」とでも言えば、少しは歯止めになると思うのだが。

一方でマスコミは、ガードレールの金属片に対して異常に大騒ぎしている。

こんなの、大半は自動車事故(自損も含む)の残骸だろうに。

「全国で○○個所ありました」などと報道しているが、過去に調査したことあるのかね。
だとしたら、それらがいつのものなのか、判断できるわけなかろう。

にもかかわらず、「今年に入って、急に出現しました」みたいな言い方はおかしいだろう。

ジャーナリストの有田芳生などは「カルト宗教説」みたいなものを唱えているようだが、こっちの方が説明がつきにくいだろう。
話をわざと盛り上げようとしているとしか思えない。

そんな中、われらが天声人語子も、大袈裟に「謎だ!」などと煽りつつ、こんなわけのわからないことを言っている。

『この国には7千万台を超す車があり、日々走り回っている。(中略)そして車の業界では、車体の一部が刃になりうることをつかんでいなかったのだろうか。謎はそちらの方にも向いている』

ということは何か?
事故があるたびに、自動車会社というのは、現場まで行ってガードレールの金属片の後片付けをしなきゃならん、ということかね。

車体の一部どころか、車そのものが「凶器」になりうることくらい十分承知している。
これの、いったいどこが「謎」なのか。

こいつは、ホントに頭悪すぎる!

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