今回は「ウェイバック 脱出6500km(CS)」です
「刑事ジョン・ブック 目撃者」「マスター・アンド・コマンダー」の名匠ピーター・ウィアーが、スラボミール・ラウイッツによる手記「脱出記 シベリアからインドまで歩いた男たち」を映画化した実録冒険ドラマ。出演はエド・ハリス、ジム・スタージェス、コリン・ファレルに、「つぐない」のシアーシャ・ローナン。
主演:ジム・スタージェス
共演:エド・ハリス、シアーシャ・ローナン、コリン・ファレル、マーク・ストロング、グスタフ・スカルスガルド、アレクサンドル・ポトチェアン、セバスチャン・アーツェンドウスキ、ドラゴス・ブクルなど
<ストーリー>
1940年、スパイ容疑でソ連当局に逮捕されたポーランド軍人のヤヌスは、極寒のシベリア強制収容所に収監される。ヤヌスは収容所内で出会った仲間6人とともに収容所からの脱出を図るが・・・
2012年の作品である。
別に見るつもりはなかったのだけど、勝手に録画されていた(?)ので、ネットでの評判も結構高かったこともあり、見ることにした。
スパイ容疑で逮捕されたポーランド人の軍人ヤヌスが、収容所内で知り合った仲間6名と共に脱出し、モンゴル・チャイナを通り、さらにシベリアを通過してインドまで行く話である。
その距離が約6500kmであり、ものすごい脱出劇ではあるのだけど・・・
途中には、ほとんどイベント(村の人間に襲われるとか、オオカミに襲われるとか)が発生しない。
脱出直後にはソ連兵に追跡されるのだけど、振り切ってからはもう誰も追ってこない。
途中で1名が夜盲症のせいで道に迷って凍死し、さらに仲間たちを追ってくる女性がいたので、「こいつはもしかしてスパイか?」と思わせるのだけど、実はスパイでも何でもない同じく脱出者であり、彼女も途中で死んでしまう。
そして、モンゴルとの国境では、コリン・ファレル演じるいわくありげな男が、そこでソ連に残る決意をするだけで、結局何もしなかった。
それ以降は、ただただ長い道のりを必死に歩いているだけである。
つまり、脱出劇が淡々と進んでいるだけなので、とにかく緊張感というか、ハラハラ・ドキドキがまったくないのだ。
せっかく、エド・ハリスやマーク・ストロング、コリン・ファレルなどの名優を配しておきながら、彼らは何もしないし、マーク・ストロングにいたっては、脱出さえしない。
実話に基づく話らしいので、「スゴいな」とは思うけど、物語としてはあまり面白くない。
ネットでの詳しい評価の内容を見てみると、単に「ツッコミどころがない」というだけのようなので、要は「評価は低くなかった」というだけなのでしょう。
ということで、評価は「C」にしておきます。
「刑事ジョン・ブック 目撃者」「マスター・アンド・コマンダー」の名匠ピーター・ウィアーが、スラボミール・ラウイッツによる手記「脱出記 シベリアからインドまで歩いた男たち」を映画化した実録冒険ドラマ。出演はエド・ハリス、ジム・スタージェス、コリン・ファレルに、「つぐない」のシアーシャ・ローナン。
主演:ジム・スタージェス
共演:エド・ハリス、シアーシャ・ローナン、コリン・ファレル、マーク・ストロング、グスタフ・スカルスガルド、アレクサンドル・ポトチェアン、セバスチャン・アーツェンドウスキ、ドラゴス・ブクルなど
<ストーリー>
1940年、スパイ容疑でソ連当局に逮捕されたポーランド軍人のヤヌスは、極寒のシベリア強制収容所に収監される。ヤヌスは収容所内で出会った仲間6人とともに収容所からの脱出を図るが・・・
2012年の作品である。
別に見るつもりはなかったのだけど、勝手に録画されていた(?)ので、ネットでの評判も結構高かったこともあり、見ることにした。
スパイ容疑で逮捕されたポーランド人の軍人ヤヌスが、収容所内で知り合った仲間6名と共に脱出し、モンゴル・チャイナを通り、さらにシベリアを通過してインドまで行く話である。
その距離が約6500kmであり、ものすごい脱出劇ではあるのだけど・・・
途中には、ほとんどイベント(村の人間に襲われるとか、オオカミに襲われるとか)が発生しない。
脱出直後にはソ連兵に追跡されるのだけど、振り切ってからはもう誰も追ってこない。
途中で1名が夜盲症のせいで道に迷って凍死し、さらに仲間たちを追ってくる女性がいたので、「こいつはもしかしてスパイか?」と思わせるのだけど、実はスパイでも何でもない同じく脱出者であり、彼女も途中で死んでしまう。
そして、モンゴルとの国境では、コリン・ファレル演じるいわくありげな男が、そこでソ連に残る決意をするだけで、結局何もしなかった。
それ以降は、ただただ長い道のりを必死に歩いているだけである。
つまり、脱出劇が淡々と進んでいるだけなので、とにかく緊張感というか、ハラハラ・ドキドキがまったくないのだ。
せっかく、エド・ハリスやマーク・ストロング、コリン・ファレルなどの名優を配しておきながら、彼らは何もしないし、マーク・ストロングにいたっては、脱出さえしない。
実話に基づく話らしいので、「スゴいな」とは思うけど、物語としてはあまり面白くない。
ネットでの詳しい評価の内容を見てみると、単に「ツッコミどころがない」というだけのようなので、要は「評価は低くなかった」というだけなのでしょう。
ということで、評価は「C」にしておきます。
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