皆やってるんだからいいじゃん・・・ってか？

スポーツの話題を２つ。

まずはパリ五輪関連。

パリ五輪・体操の代表選手だった宮田笙子が、飲酒・喫煙していたことが発覚したため、出場を辞退させられた。

本人は「１回だけだった」とか言っているようだけど、そんなのはウソに決まっている。

「やるな！」と言われていることをやっていたのだから、ドーピングと同じで、出場資格のはく奪は当然だろう。

この件に関して「極度の緊張感の中でついやってしまったのでは？」と擁護するヤツもいたけど、そんなヤツが五輪で勝てるわけないじゃん。

事前にわかっているルールを守れないようなヤツが、日本代表として出場すること自体、応援している人たちを冒瀆する行為だろうが。

中には「飲酒・喫煙をしただけで、人生を棒に振るのは理不尽」みたいな意見を言うヤツもいたが、アホなのか？

人生を棒に振るかどうかは、こいつの今後の生活態度次第であって、こんなのを認めていたのでは、同様のことをするヤツが必ず出てくる。

アホなお笑い芸人が「オレは１９の時から吸っていた」とか言って「これ（今回の処分）が正解なのか？」と言っていたけど、要するに「みんなもやってるんだからいいじゃん」と言いたいわけだな。

高校野球だって、同様のことをすれば出場辞退になるわけだし、五輪代表選手だけに特例を認めること自体おかしいだろう。


さて次は、その高校野球の話。

ネットで「山梨学院の選手の行為がヤバい」というのが話題になっていた。

何か超美技でもしたのかと思っていたら、まったくその逆だった？

甲子園大会の予選で東海大甲府と対戦した時、２塁走者だった選手が、味方のレフト線へのヒットでホームへ突っ込んだ際、タイミングは完全にアウトだったのに、捕手が落球したためセーフとなった。

ところが、映像を見ると、走者がベース上において、手で捕手からボールを奪い取っているような仕草をしていた。

野球をよく知る人の解説によると、コリジョンルールにより捕手はベースの一部を空けて捕球しているので、走者はまっすぐベースに向かって走るのが普通なのに、この選手はわざわざ捕手に対して覆いかぶさるようなスライディングをしていた。

そして、捕手に覆いかぶさった後に、手で捕手からボールを奪い取っているのではないか、というものだった。

確かにそのように見える。

まさに前代未聞のプレーだろう。

もちろん悪い意味で。

こんなプレーを教えたのは監督か？それとも選手自身か？

いずれにしても、この選手が今後どうなっていくのか、ある意味楽しみだ！？

ところで、高校野球に合同チームが認められていることを今年初めて知った。

調べてみたら、１９９７年からだって。

まったく知らなかった。

残念ながら、合同チームで甲子園に出場したチームはまだないとのこと。

まっ、そりゃあそうだろうな。