はぶて虫のささやき

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(旧:はぶて日記)

これって、言論封殺?

2005-06-15 | 日記
小朝日こと毎日新聞の「社説」から。

『女性科学者 もっと活躍の余地はある』というタイトルだが、読んでいて何だか違和感がある。

ハーバード大学のサマーズという学長が、講演の中で『科学や工学分野の教授陣に女性が少ないのは、男女の適性の違いがひとつの理由かもしれない』と述べたら、科学者らから猛反発を受けたらしい。

これに対して、社説子はこう言っている。

『学長の不用意な発言にはがくぜんとしたが、偏見を許さない科学者側の反応には力を感じる』

何でもかんでも、「女性の方が・・」と言うだけで、脊髄反射的に反論する人間がいることには納得できないものがある。
「科学には男の方が向いている」ということと、「男の方が頭がいい」ということとは関係ないと思うのだが、どうもそう捉えているようにしか思えない。

日本でも、科学だけではなく人文・社会系も含めた研究者に女性が少ないようだが、これに対して、女性物理学者である米沢さんという方は『各国のメディアからサマーズ発言について聞かれたが、日本では関心が低かった』と、少々嘆いておられる。

でもこれって、「ホントに興味がないから」ということではないのか。

さらに、社説子はこう言う。

『女性科学者が抱える問題には、他の業種との共通項がたくさんある。育児や介護、家事の負担が女性の肩にかかっている実情は社会全体として変えていかなくてはならない』

ちょっと昔ならいざ知らず、今では自分自身の意思でちゃんと働いている女性はかなりいるだろう。

にもかかわらず、研究者が少ないのは、環境も多少影響はあるかも知れないが、女性自身が望んではいないから、ということも考えられないか。
先の学長の発言は、そういうことを踏まえたものだとすれば、「猛反発」する理由などない、と思うのだが。

もし反発するのなら、きちんとした理論でもって反論すべきだろう。

科学者に女性が向いているかどうかには、いろいろと議論の余地もあるかとは思うが、男女で向き不向きがあって当然だと思う。

少なくとも、女性は政治家には向いていないと思うのだが・・・

現存する女性政治家(田嶋パーフェクトキティ陽子など、経験者も含めて)の中には、これはと思う人は、ほとんどいない。
逆に、田中真紀子や土井たか子・福島瑞穂・岡崎トミ子・阿部知子など、政治家の中でロクでもないヤツが占める割合って、女性の方が多くないか?

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