老人雑記

生活の中で気づいた浮世の事

猫と犬と。。

2015-06-11 12:21:47 | 俳句


この可愛い 猫と犬がいなかったら、何とつまらない毎日だったことか。
姫 がお姉さん。 殿 が弟。
姫 はわが家の女王。 今もこれからも。
殿 が亡くなって、「姫 殿が 死んだ。母さん辛い 辛い」 と姫を抱きしめながら言った。
姫 は 私の頬に手を添えて、しばらくそのまま。猫がこんなことしますか?「泣くな 泣くなあたしがいるじゃない」か とまるで、慰めてくれている仕草。 


  
 
   ★  緑陰へ呼ぶ犬の名はソクラテス   秋元不死夫
    
     情景が目に浮かびます。ちなみに昔 飼っていた猫の名は ナポレオン。

   ☆   天の川後脚を抱き犬ねむる   加藤楸邨

     難しい言葉を使用しなくても良い俳句の見本です 。

   ☆  古犬が先に立つ也はか参り   一茶

     殿もわが家の墓地を知っていた。車が近づくと、ここ、ここと吠えていた。
車から飛び出すと 墓を目指して駆けて行く。

   ★   陽炎や猫にもたかる歩行(あるき)神   一茶

     姫 もさぞや、自由に外を歩きたいだろう。

   
    🐢   尿する犬の背キチキチ跳びこしぬ        


 灰色の空。 姫 がいるだけで、どんなに癒される日々か。
   
コメント
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