☆ 遠き帆へ浜昼顔の揺るる音 平野みち代
★ 小港に浜昼顔の咲くところ 瀬島酒望
銭湯へ行くのに、遠回りをして海岸ふちをドライブした。夫は風呂が好きだ。家の風呂も冷暖房をして、夫好みにしているのに、湯船が、銭湯は大きい、露天風呂がある、サウナも有ると
言う。まあいいか。
途中、巨い船が見えた。まさかこんなに海岸近くを航海しているとは。神戸行きの定期船だ。
我が家からほ島影の向こうを行くのを、双眼鏡でのぞき、旅愁をかき立てられているあの船だ。ゆっくりと近ずき、船の腹の字を読む間も無く東へ去って行った。
途中に砂浜がある。車から降りて浜を散策。少し、浜昼顔の咲いているのを見つけた。
☆ 這うものは強し砂丘の浜昼顔 鷹羽狩行
☆ 手触るれば浜昼顔の紅ほのか 岡本眸
昨夜は、しりとりリレーがあった。猫とお喋り したり、友達と電話したりしていると、
始まっていた。焦ったな~。
一時間半で支離滅裂な俳句を24句繋いでいた。説明、類想 なんじゃこの俳句。実力だからしかたない。おもい知らされたなー。いやんなちゃったなー。
この二句か、 まともなのは。
緑陰のベンチに手招きされにけり
木魚聞きながら夕立やり過ごす
推敲をやったりやらなかったり
夕焼けに染まる 突堤アモイ像
星祀る杜の都のジャズヘスタ
七夕竹持ちて父親参観日
配達員来たる避暑地の霧ごめを
虹立ぬひとりぼっちの遊園地
男梅雨岳の百葉箱は今