私の実家の墓参の帰り、満濃公園のヒマワリ畑を訪れる。
目下、七万本のヒマワリが、公園の起伏を利用をして咲いていた。
ヒマワリはキク科の一年草。
> 考証「滑稽雑談」(正徳三)『 四季名寄 』(天保七)などに「向日葵(ひふがあおい)などとして載っているそうな。。。
『四季名寄』には(日まはり、日車)とも記されているそうな。
歳時記にはいつの時代から載っているかと思いページを繰ってみた。
ゴッホという名のヒマワリ
見るからにゴッホの絵を思いだした。
🌻 向日葵がすきで狂ひて死にし画家 高浜虚子
この句が私の歳時記に載っている句では一番古い。ゴッホの事を詠んでいる。
マティスにモネ、と画家の名前を取ったヒマワリが咲いていた。
色々な名前のヒマワリに魅せられたが、どれが好きでどれが美しいたは甲乙はつけがたく、今日も温度は37度という畑にいると汗だくとなってしまう。
日輪草、天竺葵、天蓋花とも。
蝮に注意の看板もあり、鑑賞もそこそことなってしまった。
🌻 向日葵や信長の首切り落とす 角川春樹
ヒマワリと言えばまず一番に諳んずることができるのはこの句。
容赦ない日光と対峙するかの向日葵を恐れぬ春樹の一面を垣間見る気がする。
🍒 向日葵に昼鳩ほーほー鳴くばかり
🍒 蜂止まるひまわり鉄壁ごとくなり
🍒 向日葵の海かき分けてゆきにけり
🍒 雲の峰母校ある街旅し行く