老人雑記

生活の中で気づいた浮世の事

      百合の花

2018-08-20 09:47:54 | 俳句
      

 書くことがなければ書かなければ良いのに、退屈でパソコンの前に座っている。

玄関の横の庭に咲いている高砂百合の花は、きっと鳥が運んできた?(鳥ではなく虫か)二~三年
前から咲き出した。

     ☆    ひだるさをうなづきあひぬ百合の花    支考

 何がひだるいのだろう。おいら腹がへった、百合の花よ一日咲いてお前ももうそろそろお日さまの強い光線に疲れた頃か、散りたいか、、なぞと勝手な句の解釈をしている。
それとも傍に相棒がいて、互いに貧から抜け出せぬ身を、百合を見ながら合い憐んでいる。


 文章は難解な言葉を使うのが名文?
 平明で解りやすい言葉の文章が名文?
 
 俳句は難解な言葉を使うのが名句?
 易しい言葉でレトリックなぞ使わぬ俳句が名句?

 さて、支考の句の名解釈を聞きたい。

つらつら夢の中で考えた。解らん。
自分の丈に合った句をつくれば良い。。。。と夢に出てきた母さんが言った。

人さまのブログを読んでいて、句を読んでいて、時々自分がおかしいのか、いいや、人を煙に巻く書き手がおかしいのか判らなくなる。

      ☆     百合の花深く吸ふさへいのちかな     村越化石

 作者が化石さんだと判るとしみじみと心がうごかされる。命の賛歌をおぼえる。


      🍒     百合の花吾見て小首かしぐ犬

      🍒     百合の花今朝は天使の夜泣きの子

 


      




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