老人雑記

生活の中で気づいた浮世の事

      無意識

2018-12-06 15:40:51 | 俳句

 気がつけば、トンネルの入り口の源内像が笑っていた。

二人して話に夢中になっていて、古い家まで後二~三百メートルの所まできている。

無意識だった。

昨日も猫ちゃんに餌をやりに行った。

車の音がすると玄関までお出迎えをしてくれた。

今日は、雨が降っているから、餌やりもお休みにしようか?と話あったばかりだった。

それが、私が昼の食事の支度が面倒くさくなって、回転ずしにでも行こうとなった。

食事を終えて、帰りの途についた。。。。が古い家に帰っていたのだった。

今日は餌やりをお休みするなぞとの会話が猫に聞こえたのか?

猫ちゃんに導かれて、古い家に着いた。

ベランダの窓に背伸びをして三匹の猫が待っていた。

御免ね。お腹空いてた?と急いでカリカリをやる。

昨日は鯖の煮つけの残りが煮凝りになっていたのを持って行った。

一番、齢よりの黒べえがそれに飛びついて独り占めをして食べた。

今日はカリカリしかない。それを三匹が仲良く食べた。

食べ終わると、部屋に入ってはきたが、なぜかよそよそしく直ぐに外に出ていった。

    

不思議な猫と私達の関係。

ずーと続けるのが私達の役目だとは思っているけれど、時には今日のような事もあるだろう。

 

             バレーリーナーのやう翅青き雪蛍

 

コメント
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