老人雑記

生活の中で気づいた浮世の事

     猫 に尽くしてどうなるの?

2018-12-09 16:28:21 | 俳句

       

 

                    ブランデー入りの紅茶に酔ふ小春

 

 いただき物の紅茶があって、それにブランデーをたらして飲むのが最近の日課になった。

馥郁とかおるブランデー、、、、美味しい。どうして今まで気がつかなかったと少し残念と思いつつ午后の一時を過ごす。

 

       

 燦々とお日様が射す窓辺でうとうととしていると、軽い膝だと。

去年のちょうど今頃の 姫ちゃんの写真。

私の膝にいつもいた。

朝、目を覚ました姫の眼をきれいに拭き、片方の鼻をかんでやった。

気持ちが良くなるのを知っていて、私のなすがままにしていた。(過去形)

 

殿と姫の為に買ったような住宅をはらって、マンションに帰ってきた。

夫は今日も、野良猫の為に、餌を持って、あっちの家に行った。

お土産に、ちくわと煮凝りと仏飯。

 

首を長くして待っている猫の為なら、、、、と、せっせとタッパーに食べ物を入れる私。

 

             時雨空野良猫に思ひ馳せにけり

             漂泊をここで打ち止め日向ぼこ 

 

ますます、風生さんが好きになり、中原中也を読む昨今。

そして今の師を再認識する。

 

 

(ブログを休んでいても読んで下さっている方が多くいらっしゃる。有り難うございます。) 

 

   

 

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