老人雑記

生活の中で気づいた浮世の事

     屋島寺への遍路道

2018-12-12 14:00:23 | 俳句

    

 もうすぐ、近くにある四国村の水仙が盛りになるであろう。

マンションにはに、一階の家を除いては庭がない。

我が家も南側と西側にある狭いベランダに鉢植えの花を置くしか自然に接することはできぬ。

少し、落ち着くと、四国村の年間パスポートを買い、自分に庭のごとく毎日、散策に出かけようと思っている。

自分の家の庭だと心の奧で思っている。

古い四国地方の古民家を移築し、山あり谷あり、郷愁を感じるこの上のない場所である。

 

       

 二十年前には、屋島寺まで毎日参拝をした。

遍路道を登るのに30~40分ほどかかった。

そこを、二日前に試しに登ってみた。

30分で屋島の参道の入り口までしか行くことができなかった。

それも休み休み、上から降りて来る人に頑張れ頑張れと声をかけてもらいながらこと。

途中でこの体力に限界を感じ、次の機会には山頂までは、、、と無理をしないで家に帰った。

毎日、毎日山頂まで登り、うどん屋でうどんを食べたり、水族館を覗いたりするのが日課だった。

登山口までがやっとの体力に、解ってはいたが、哀しみと嘆きがないまぜに。

 

            遍路道木の間隠れに猪の檻

 屋島には200頭以上の猪がいて、いたる所に「猪 注意」の看板がある。

            お大師も猪も吾も行くこの道ぞ  

 

       

コメント
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