老人雑記

生活の中で気づいた浮世の事

   公衆電話

2019-09-08 09:52:33 | 俳句

 

      

 

時々サスペンスドラマを観ていて、「嘘つくな」と思う場面がある。

例えば、犯人が被害者を弄ぶ行動の時。身代金を、あっちに運べ。そこではない警察が後を追っていではないか。次は何々遊園地の公衆電話の前で待っていろ!。。。なんて指図をしている。

こんな場面、サスペンスでは度々、目にする。

犯人から、そこの公衆電話のベルが鳴らされ、急いで被害者が電話器にとびつくシーンが展開される。

 

         

 

写真は我が国で初めての公衆電話ボックスの復元をしたもの。扉を開くと今風の緑色のプッシュホンの電話だ。

携帯電話は発達した昨今、さて利用者は少なくなっているのだろうな。よく巡る四国八十八ケ所の遍路寺には、どこも設置されているようだ。いくら携帯社会になっていても、100%との人が持っているとは限らぬ。遍路行の途中の連絡手段としては健全に生かされているのであろう。

 

さて、この公衆電話。「A公園公衆電話」なぞと電話機の前に名前と場所が書かれている。

普通の人が公衆電話には、絶対かけてゆくことはできない。

電話会社の試験係とか修理係と特定の部署では把握をしている。ちゃんと呼び出せる電話番号はある。、、、、、、警察だとて、ここにはかけていって連絡するなどとは絶対ありえない。

それがドラマでは堂々と小道具、一場面として利用をされている。

「嘘がまかり通ってる」ドラマの設定を観ていると馬鹿らしくなってしまう。怒るほど夢中にもなっていないけれど、笑っちゃっている。視聴者が知らぬ?物知りの人は知るしっているかな~。そんな筈は無いでしょうと考えながらて観ている。そこでドラマを切る、、そんな野暮はしない。。。暇つぶしができないじゃん。

     

      

 

 道の辺に早くも 白粉花がさいていた。品種の改良された、昔ながらの花と、ちょっとは違うが、懐かしい花だ。

 

      ☏     白粉花ひとりままごともう飽きた

      ☎     おしろいがしぼめば母は夕支度    

     

 

コメント (2)
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