< お月さまはどこから見ても同じさ。 (興味の無い人は、、、)
< 離れた遠い場所から、同じお月さまを今、この瞬間見ている感激よ。(遠距離恋愛の人、、、、単身赴任で家族が離れている、、、様々、、、)
同じお月さまでも、十人十色の考えがある。感じかたがある。
無粋な私も名月だと言われれば、ベランダに出て仰ぐのだから、なぜか可笑しくなった。
ベランダから首を長く出してカメラを構えた。ちょっと見えにくいのだ。しかしぼろっちいカメラでもこんなに写った。
一昨日の満月。全く欠けた部分のない完全な中秋の名月であった。
この日は崇徳上皇の忌日であった。この讃岐に流され、三人の怨霊のうちの一人である。何となくこの上皇さまの身の上に心がうごき、どのような思いで月を見ていたのかと思いを馳せた。
白峰神社と雲居御所のある坂出市に行ったのもちょうどこの日。何の関係も無い。ふっと思っただけ。白峰神社には西行法師の像が、上皇さまにかしずくように坐す。
上皇さまに仕えていた女御の歌と西行の歌の碑がたくさん建っている。
俳句を詠んだり、短歌を詠む人には、格好の場所だ。
しばらく行ってないが、紅葉の美しい根来寺などもあり、私の好きな場所である。
ちょうど二年前の生きていた頃の猫ちゃん。今もって恋しい。今一度抱きしめたい。なぞと猫ロストはいつまで?一日中私を離さなかった。猫ちゃんを抱いてお月さまを仰いだ事もあった。
今夜は眠れないから、そんなこんな事を、、、
🌛 上皇の忌や白峰の青い月
🌛 一つ二つと漁火が月に消ゆ