
この花。萩の種類だけれど、正式な名前をちゃんと持っている。
どこの道の辺にでも咲く、強い花だ。
ダム湖の辺には早くも風にゆれていた。
夏萩と言っても差し支えない。 可憐でそそと風に吹かれていた。
🌈 夏萩や湖辺を自転車連ねゆく
🌈 忘我してをりぬ杖無し夏の萩

この畔にある、たった一建のログハウスだ。
百合が咲いていた。ここは山紫陽花が傍を流れている小川に沿って沢山に咲く。
今回はすでに花を終えていた。
🍇 ログカウス露台に木の椅子木の机

咄嗟に出てこない花の名。
自然界に咲く花ではなく花屋さんで売られている。ご家庭でも咲かせているのを良く見かける。
小鳥が種を運んできたのかも知れぬ。

夏野のような感じで咲いていた。 はこべ かしら?
この群生を田舎の人は見向きもしない。
湖を見下ろす休憩所の周り咲いていた。
休憩所には、老人のカップルがお弁当を広げていた。
両人とも銘々に軽四のトラックで来て落ち合っている。
何組も、こんな、カップルがいる。いつも見かける。老いて楽しんでいる方々の微笑ましいこと。
誰にも憚ることないもの。バンザイー。
💐 遠く見ゆ人に手を振る夏野かな
💐 独り来てくやんでをりぬ大夏野

白い夾竹桃。
紅い夾竹桃も傍らに並んで咲くのだけれど今は未だ。白い花が一枝の先に咲いていた。
一番に見たかったのは、夏薊の花。
本当に残念だ。未だ咲いていなかった。
もっともっと野の花があるが、目に付かなかっただけ。
🌦 梅雨の囲の行くさきざきに湖畔道
独り吟行でも楽しい。
今度はアッシー君、いつ連れて行ってくれる?