老人雑記

生活の中で気づいた浮世の事

    封筒回し

2020-07-18 17:33:11 | さみしいシニア

                 


走る琴電の窓から。
屋島を出て志度へ電車で行った。
梅雨ぐもりの志度湾は、灰色だ。

文理大学と、、、この大きい建物は何?

タダノの工場?
いや、セシール? 全国へ通信販売の品物を配送するセンター?
海側から臨むとこんな感じだ。
手前に牡蠣筏がある。

     

そして向こうに小豆島。
電車の窓から見る景色もまんざらではない。

ZOOM句会で次回から、席題がある。
その手順の説明があった。

席題、、、勿論、面白い。
中に 席題 をやったことが無いとしきりに言っていた人が。

昔ならともかく、最近の脳の老化で私も席題には、きっと右往左往をするだろう。
集中力を出して、へちゃかめちゃかの句が、案外面白かったり、新しい視点で詠めたりする。それは昔の事。
たぶん今の私は言葉が少しも出ずに、一句をなさないかも。

初めて、初めてという人。席題の面白さに虜になるかもしれないよ。



吟行の旅のバスの中では、恒例となっていた封筒回し。
旅館で食事が終わった後での封筒回し。

封筒に季語を書く。単なる言葉でもよい。
出席者の数だけ封筒がある。
その封筒が自分の前にあるのは3分間。
3分ごとに、「はーい 3分」もしくは、ビールの瓶を叩いての合図。
容赦なく3分はくる。早い!
しかし早い人は封筒の題で2句書く人も。一句も書けない人も。
短冊に句を書くと封筒に入れて次の人に渡す。自分にも隣から回ってくる。

面白いのだ。緊張感。刺激。

そんな事を今日はふと思いだした。
席題は、2句で20分。これくらいで、おたおた驚いていては。
初めての席題のようだ。ますます、面白いZOOM句会になってくると思いますよ。
いつも最初があって、次に進む。

それにしても、封筒回しをやっていた頃の懐かしさ。
その時の先生は、結界の向こう側に行ってしまわれた。

こんなに、老化する私の頭。
只事俳句から、なかなか抜け出せない。
師が変われば、排風も変わる。
今の師のおしゃることは、妄信、(盲信)をしている。 昔の私、、、どこへ行ったのでしょう。。。。

周囲に助けられて小さくこごんで! それでも優しくなろう、美しく老いを重ねようと疑問さえもたない。 それでいいんじゃないか! 生身魂 の句。自分をモデルに詠めば毎日詠めるじゃないか!



     ⌚     生身魂俳句のうんちくきりもなし

     🐘     舐め猫か知らんぷりきめ生身魂

     🐻     生身魂本音はどこに寝たふりを

     
今日はブログを書くつもりはなかった。「席題から~封筒回し~、そんなブログの種が降ってきた。


     🍆     田楽に太さ手ごろな茄かな

     🍅     ノコギリで大き南瓜を四つにひく






 
   
コメント
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