老人雑記

生活の中で気づいた浮世の事

 只事俳句

2020-07-06 22:43:22 | シニア



最近、運動の方もコロナの解除が、、、、
夜の散歩に行く。明るい競技場を散歩する人も増えた。
アスリート達が競技場を使用できる9時まで目いっぱい練習を、、、走りまわっている。
球技などでは利用のできない競技場。
記録係の付いた若者、見守る父兄達で賑やかだ。

その人達を尻目に歩く、そう散歩の人もたくさん、ここを利用している。

お化粧をするのが嫌いな私はすっぴんの顔にマスクをしてこの競技場も観覧席のある二階の周辺を小一時間歩く。
3周もすれば、我が家との往復時間をいれて1時間くらいになる。
ジョギングをいている人、散歩の老夫婦。若いカップル。利用者はさまざま。

最近はマスクをしていない人もいる。歌は唄わないけれど(以前は歩きながら歌を口づさんでいた)私はしっかりマスクをしている。


     

    (散歩の道にあるしもた屋の家の軒先の燕の巣)


昨日の句会報告。
師の選評があった。

「この句会にかぎりませんが何よりも心を打つ句を心がけてください。
そのためには心の置きどころが何よりも大事。
それさえできれば技法や文法は自然についてきます。」

いつものように全没、、、。
最初から、句会に参加をしている人の選は期待をしていないし。。。
目的は師のやる選句と句会評。出席の皆さんも同じくそうに違いない。

「皆さんの選を反省をしなさい」と、多くの人が抜いた句を笑っていた。
私の選した句も、実力を、、、、理解した。

「只事俳句」
言葉を知ってはいた。月並みな類想、類句。
それが自分の出句したすべてに及ぶ。そうだったのだ。よく観察をして写生をしたつもりだったけれど、只、見たことの報告にすぎぬ。

これが、最高の勉強になった。
そうだ、私の句は只事俳句だったのだ。気が付くのが遅すぎた。
今まで、句会にも出ず田舎で独り相撲を取っていた唯我独尊の自分の時間を戻してくれと、言いたかった。 😞 
{昔、出席していた句会との違い。何だったのか?}

言われるまで他人事だったが、たった一度の句会で、、、こんなにも勉強になるとは 😵 
面と向かって、句会の席では言わないけれど、句会報として、文字になると、そうです!恥じをかかさず、それでいて辛辣な言葉が、まっこと勉強になった。

句会の出席者は、この勉強を、年柄年中やっているのだ。
側近の方々の上手というより完成をした句は句会から生まれているのか~な、、と実感をした。

ますます作句が難しくなった。



      🐤     燕の巣ナイターの声聞きつ眠る
     
      🐤     目交にナイター燕の子の育つ


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ひまわり

2020-07-06 00:08:42 | 俳句
               

散歩の途中に見つけた。
チョコレート色の向日葵。


    

私が思っている近所で最高の菜園兼畑。
普通の向日葵は黄色だが。。。。

いつも手入れをやっているご夫婦が見えなかったから、かってに向日葵の咲いている畑の近くまで行って(畑の中)で写真を撮らせてもらった。

満濃公園の向日葵畑に行くと広くもっともっと種類も豊富だが、こんな近くでチョコレート色のひまわりを見たのは初めてだ。




ここの畑の持ち主。
どうも新しく珍しい品種の作物がお好きなようだ。

リタイアをして、菜園の世話に精を出しているみたいだ。
健康で、私の知っている向こうの家のお隣さんのように大規模な農家?ではないようなけれど? はてさて幸せ者だと思う。 趣味の範囲でしょう? 


色々な趣味が、、、
私の趣味は。下手ピーな俳句。

今日はZOOM句会があった。
先生を画面を通してだけれど近くで見たのは初めて。 少しお痩せになった印象が。

後で感じた事は、田舎に住んでいて本当に良かった!

向日葵の畑もそうだけれど私の住んでいるる地方は季語の宝庫だ。

詠まれていた穴子も鮎も海鼠も手を出せばつかめるような身近の環境で、よーく知っている。

穴子料理の美味しい店が小豆島に在ることも。

海鼠の観察は、何度もやった。

机上の句が多く、虚と実の区別を諾ったうえで作句をしている皆さんに脱帽をした。

俳句は短編小説だと最近、教えられた。


創造力と想像力、両方を兼ね備えた俳人が言った言葉。

それに創作力が加わり、今日は面白い句会だとつくずくと感じた。

まあ私は、田舎で住んでいる特典を活かし、しっかりと詠もうと再認識をしたのだった。


      ☀   蚊柱やサンダル履きを悔やみをり


    



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