Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

山本 昌~我らがレジェンド

2015-01-12 11:24:57 | スポーツ

冬晴れとなった本日、負傷入院中の母の見舞いと、実家の雑用の合間を縫って、ようやく少し時間を確保でき、拙ブログを更新している。
今年に入っても内外の情勢は大いに難しく、フランス国にては先日、某新聞社による過度のイスラム教風刺に起因すると見られる、同教急進勢力による大規模な銃撃事件が発生、十数人もの犠牲を生じる事となった。先程は、同国内にて犠牲各位を追悼する行事も多数参加の上行われた様だ。

確かに、イスラム信者にとりご神体とも言える唯一神アッラーや、預言者ムハンマドに対する不敬が事実なら、それは承服し難い事共であり、言論・表現の自由が尊重されるべきであっても、そこの所は自制を以て臨むのが筋。報道メディアの倫理不在はかねて指摘されており、今回はその不良が最悪の事態を招いたと言う事だろう。報道への積極姿勢が委縮してしまうのは芳しくない事であるのは分るが、行き過ぎ、やり過ぎは他の文化を持つ人々の不興を買う事もあるを、改めて自覚すべきではないか。

その一方で、戦場で使う様な銃火器を、街中で極めて簡単に行使した実行犯達の蛮行も、勿論指弾されなければならない。イスラムにとり「報復は正義」と言われ、前述の様な事由があったにせよ、無辜の複数を殺傷した事は、正に「宣戦布告なき戦争」そのものであり、それは国際法規や、国境を超えた道義によって糾され、裁かれるべきであろう。どの様な理由にせよ、人殺しに正義はないと言う事を、我々も人類として自覚する必要があろうし、10億を超えるイスラム信者の殆どは平和を求め、武力に訴える過激行動に出る向きは、ごく一部である事実にも留意する必要があろう。

とまあ、キナ臭い話題はこの辺にして、今回は、スポーツの世界で頑張る「レジェンド」と呼ばれる中高年のベテラン選手の活躍に、少し触れたい。昨年辺りより、スキー競技の葛西紀明選手の活躍で、この言葉はすっかり馴染んだ感じがするが、他にもプロ・サッカーのカズこと三浦知良選手や大相撲にて健闘の旭天鵬関、カーレーサーでもあるトヨタの現総帥 豊田章男さんにも加わって頂いて良いかも知れない。そして当地の勇者、プロ野球 中日D投手の重鎮、山本 昌選手の事にも触れなければならない。

既にプロ活動30年を超え、昨年は、我国プロ野球史上最年長の49歳で勝利投手に輝いた。もう監督や投手コーチなど、指導者の地位にあってもおかしくない方だが、現役へのこだわりは大変なものと聞く。来年は、いよいよ前人未到の50歳での勝利に挑む事となるが、先日の地元紙 C新聞に載った、ある私立大学教授のお話では、やはり昨今のBクラス定着の原因でもある、打線の低迷が山本投手にとっての不安材料でもある様だ。台所事情が厳しいのは分るが、勝つ為には打てなければならないのも事実。中日球団が、どれだけ本気で対策に出るか?試される所ではないだろうか。
それと、ここは同じ悩みを抱えた他球団の足跡に学ぶ事も少しは必要かも知れない。その球団とは、同様に長年打線低迷に見舞われ、一昨年辺りからようやく復調した広島Cの事だ。リーグにては確かにライバルだろうが、冷静に近年の歩みを観察すれば、復調へのヒントが見えて来るかも知れない。その事が、山本投手を真の「レジェンド」に押し上げる事を心より望みたいものだ。

前述の私大教授の記事は、一時今回拙文中に載せる事ができましたが、携帯にての誤字訂正に失敗、誤消去してしまいました。この点は一言お詫び致しておきます。画像の方は、当地の野球中継にも長年貢献した、当地中心部に聳えるTV塔の、この正月の夜景であります。

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冬季五輪報道のあり様は・・

2014-02-16 23:43:11 | スポーツ

コナサン、ミンバンワ!先週辺りより開催中の、ロシア国ソチにての冬季五輪は、そろそろ佳境と言う所か。序盤は、女子スキー、モーグル部門の上村愛子選手や、同じ女子ジャンプ・スキーの高梨沙羅選手の惜敗など、スロー・スタートの印象あった日本代表だったが、日程が進むにつれ、男子スノー・ボード競技にての若手選手らのメダル奪取、先日の男子フィギュア・スケート競技にての、羽生結弦(はにゅう・ゆずる)選手の金メダル奪取、その後の男子ノルデテック・スキー複合部門の渡部暁斗選手の同部門初の銀メダル奪取と、ジャンプ・スキー競技にての葛西紀明・日本代表選手団主将の、歴代最年長での銀メダル奪取など、遂に本領発揮かとの印象だ。まだまだ、浅田真央選手の出場する女子フィギュア・スケート競技など見所が控えており、日本代表のこれからの活躍に声援を送ると共に、世界トップの精鋭が集う場だけに、各競技三人しかいないメダル奪取は、決して容易ではない現実にも、想いを致したい所ではある。

それにしても、この所の各メディアの報道姿勢は、決して感心できるものではないのも事実。冬季五輪のメダル奪取の話題ばかりが先行し、一方で大問題になっている、我が国内の雪害の報道が後回しになっている印象が付き纏うのだ。普段では考えられない積雪により、特に首都圏辺りの影響は大きく、高速道をメインに、雪で進行を阻まれた多くの通行車が滞留し、計千人を越える身動きの取れなくなった方々が、燃料切れなどもあって車内に留まれなくなり、沿道の避難施設への移動を余儀なくされるなど、これまでにない異常事態を生じており、又、同じ首都圏にては、大手私鉄の列車が、雪の影響から列車の安全を守る保安システムの限界を超え、正常に動作したにも関わらず先行列車との追突事故と、それに伴う乗客複数の負傷を防げなかった遺憾な事態を生じてもいる。又、鉄道線にても大雪による列車の滞留が発生、中には二昼夜も動けず、これ又乗客の方々が避難所へ移られた例もある様だ。更に、各地の公共施設などで、予想外の積雪の為に、屋根が崩落する危険な事故を複数生じた所もある様だ。

雪の問題で、国内がこれだけ混乱しているのに、メディアの五輪報道が先行している様であるのは問題だ。確かに、選手各位が国家の名誉を背負い闘っているのは理解できるが、やはりここは、先の震災同様、雪によるダメージを負った各地にとり有益な最新の警戒情報や避難場所の案内、気象面の見通しなどを優先すべきだし、これから同様の事態になった場合の教訓とすべきだろう。臨時に伝えられる交通情報も、決して十分な質量とは言えない所があった。事は人命がかかっているのだ。報道各社には、その事を念頭に置いて、伝えるバランスに留意してもらいたい所である。

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特報~東北楽天G・E、初のプロ野球日本一+@

2013-11-03 22:47:00 | スポーツ

コナサン、ミンバンワ!2013=平成25年11月も、拙ブログを宜しくお願い致します。

この連休は、昨日より新潟入り。今日まで、主に近郊の山近くなどで、始まった紅葉を追っていた。地元知人の有意義なアドバイスも得られ、一応は納得の画像が得られたかな、とも思う次第。今夜まで競われた、プロ野球日本シリーズも、こちらの宿で拝見していた。明日帰る予定。そして、表題の結果へと。まずは、2004=平成16年の球団結成後初のリーグ優勝、そして、先の震災の試練を越え、被災地東北の、復興への希望を背負って日本一を遂げた東北楽天ゴールデン・イーグルスの健闘を心より称え、その栄光を奉祝したいものであります。

今季初めのリーグ戦の頃より見所多かったものの、その詳細は割愛するが、特に対ロッテCS戦、そしてセ・リーグ中特に優勢が目立った対読売巨人となった日本シリーズ本戦にあっても、主に活発な打撃と、ファン以外にも有名な、田中将大投手の頑張りもあって(昨夜の一敗は確かに残念ではあるが)、今回の栄光と相成ったと言う所だろう。同シリーズ中に、巨人軍の重鎮だった川上 哲治さんがご逝去となり、言わばその「弔い合戦」の側面をも有した今季日本シリーズだったが、両チーム共内容の濃い、頂上決戦を闘い、見る者を納得させる良い闘いをしてくれたと思う。末筆で恐縮だが、川上さんのご冥福をも、併せてお祈りする次第であります。

P.S 蛇足を少し。プロを初め、スポーツの世界は「礼節が大事」な世界と心得る。皇室主催の先日の園遊会の席上、あろう事か天皇陛下に対し、直訴状に近い内容の書状を直にお渡しした国会議員があったのには、正直驚き呆れている次第。

天皇陛下以下、皇室方に対し意見書などを提出する際は、請願法の規定により、必ず時の内閣を経由すべき事が定められている由。国法を率先して守るべき国会議員がこの有様とは如何なものだろうか。同議員が陛下に宛てた内容は、先の震災被災地中、特に福島県下の原子力発電所事故に伴う地元の子供達の健康被害増大の可能性と、放射線対策作業の関係各位への悪影響を訴えるものだったとか。しかしながら、如何なる大義名分あろうとも、取るべき礼節と言うものがあろう。件の議員は、スポーツ選手や指導者の方々より、そうした事共を学び直されてはどうだろうか。

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プロ野球中日、来季の態勢は

2013-10-15 00:11:22 | スポーツ

コナサン、ミンバンワ!昨日は、10月第二月曜日となった「体育の日」そして、141回目の「鉄道記念日」でもあった。この連休中は、概ね晴天に恵まれ、三重・鈴鹿にて開催の自動車レース「F-1日本GP」も、強豪レッドブルの完勝と、老舗ロータスの大健闘などで無事閉幕となった様だ。来年こそは、空白中の邦人レーサーの復帰を期待したいし、再来年よりの、ホンダ復帰へ向け、良い繋がりをつけたい所である。

話は変わり、今季のプロ野球シーズンも終盤に入り、CS戦とそれに続く日本シリーズへと関心が移っている様である。遺憾ながら、当地の中日ドラゴンズはBクラス4位に終わり、日本一に輝く可能性あるCS戦に絡む事はできなかった。昨年よりチームを指揮した、高木守道さんの執行部は今年まで。つい先日、かつて横浜ベイ・スターズに在籍した谷繁元信捕手の、現役を守りながらの監督就任と、一昨年までの監督、落合博満さんの同球団としては初のゼネラル・マネジャー(以後GMと略す)就任が明らかにされた。谷繁捕手は来年、連続試合出場記録がかかっている由で、その為もあって、当面は現役続行を望まれたのだろう。現役を守っての監督、プレイング・マネジャーの立場の大変さは、東京ヤクルト・スワローズで同じ立場だった古田敦也さんも語られている様だが、応援の立場よりも、とに角無理のない様両方のポジションを上手く立て、それぞれを進めて頂きたいものだ。

その難しさもあって、初のGMが置かれる事となったのだろうが、落合さんのご就任は、まあ順当な所だろうか。複数回のリーグ優勝と、俺が知る限り一度は日本一を極めたその力量を、球団も谷繁新監督も認めたと言う事だろう。可能性ある若手の登用、無理な世代交代を避け、ベテランでも底力のある選手は、一線に出られる機会を与える。落合~谷繁ラインなら、その辺りの事共も概ね適切に判断し、対応して下さる様な気がする所だ。

勿論、初めから多くを期待してはいけないのも事実。今季までの高木執行部の良かった所と反省点も検証し、これからに役立てて頂きたい気もする所。とに角「全員野球」の原点と初心に立ち返る事が、一度は沈んだチームを再び浮上させる鍵であるのかも知れない。現に、去年まで長らく低迷していた広島東洋カープは、そうして復調して来たのではないだろうか。大きな事は申せないが、ライバル球団に学ぶ事も、少しは必要な感じもする所だ。

とに角、これから中日Dに求められるのは、リーグ優勝の目標は勿論、当面は3位以上のAクラス定着を確実にする事だろう。落合~谷繁ラインによる新執行部の強い取組みを望むと共に、応援する我々も、少なくとも暫くは、その方針を静かに見守りたい、と今は思う。

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鈴鹿F-1週間に寄せて

2013-10-11 00:37:01 | スポーツ

コナサン、ミンバンワ!前回、伊勢神宮の式年遷宮と言う節目に当たる今年、引き続いての平らかな世を望みたい旨の記事を少し書いたのだが、そうした願いとは裏腹な、遺憾な事件などが依然相次いでいる現状だ。

東京都下にて又も生じたストーカー殺人。女優志望の、タレント研修を兼ねていた女子高校生が犠牲となった。こちらも、前回の横浜市内の踏切事故同様、被害者に一言弔意を表した上で、やはり課題がある事を指摘しておきたい。同様の事件は、九州や当地愛知でも生じているが、やはり警察の対応が縦割り的で、後手に廻っている印象が付き纏う。今回の件でも、被害者一家は、早い段階で、脅威を以て付き纏う加害者の出方を学校に相談されたにも関わらず、警察の対応は浅いもの。学校より警察への通報レベルでも「自宅を所轄する署と相談を」などとして、言わばたらい回しにした印象が拭えないのだ。最早ストーカー事件は年に1000件以上発生し、当事者双方が嵌っていた、ネットによる男女交際の危険性共々、社会問題化しているのだ。そうである以上、警察は全国レベルの問題として、凶悪犯の全国指名手配レベルに格上げして、この問題に取り組むべきではないだろうか。それと同時に、取り上げたくはないが、被害者一家にも陥穽があった様だ。命懸けで守るべき子女に死の危険が迫っている時に、自宅二階の窓を施錠していなかったとは、やはり隙があったと見られてもやむを得ないのではないか。加害者はそこを冷酷に見抜き、留守宅に潜入して被害者の帰宅を待ち伏せしていたのだ。この辺りは、この手の事件の再発を食い止める上でも、是非糾されて良いと思うがどうだろう。

これ以外でも、某大銀行の反社会勢力への不正融資疑惑や、東京電力やJR北海道などによる、更なる不祥事など、本当に見たくなくなる程枚挙に暇がないレベルだが、これらの事件事故については、この度来季の指導部態勢の決まったプロ野球中日Dと共に、近く稿を改めて見て参る事としたい。今週の当地は、鈴鹿サーキットにて執り行われる、F-1日本グランプリ週間。いよいよ明日より3日間に亘り繰り広げられるレースとその関連行事に、今から期待が持たれる所だろう。先日は、拙方にも観戦に赴く知友の方より、「今年も見て来る」旨のご挨拶を賜った所。どうか、安全裏に、頂上決戦に相応しい、高いレベルと内容の闘いを望みたい所である。

今、地元紙中日スポーツの、F-1GP特別号を入手して、ボツボツと予備知識を仕入れている所。今季のレースは、イタリー国産のピレリ・タイヤの必ずしも安定していない性能に各チームが振り回されている感があり、為に思わぬ混戦も生じている様だ。まあ有力なレッドブル、フェラーリ、マクラーレンと言ったチームが有利な状況にそう変わりはないだろうが、そこの所が一つ見所ではとも思う。それともう一つは気象の問題。今日明日は、10月らしからぬ高温で推移するも、土曜辺りより、大きく気温が下がる予報が出ているのだ。目立つ降雨の心配はなさそうだが、この温度変化が、不安定と言われるタイヤの状況にどう影響するか、注視しておいても良いのでは、とも思う。

20世紀の話で恐縮だが、俺は以前、当時の知友と共に鈴鹿サーキットを訪れた事がある。まあレースの見所としては、長い直線が続いて速度も上がるグランド・スタンドの辺りだろうが、写真撮影に臨まれるなら、速度の下がるホーム・ストレート前のカシオ・シケインと呼ばれる障害曲線、それにホームとは反対側のヘアピン・カーブ付近がお勧めだろう。まあ鈴鹿なら、観客席のある所ならどこで観ても後悔しない事だろう。まあ指定席が殆どだろうから、そう自由に移動して観る事は叶わないかも知れないが。

それと、レース愛好者なら周知の事に、来年よりF-1エンジンの規定が大きく変わる事が挙げられる。排気量が現行の2400mlより1600mlへと大きく引き下げられる代わりに、1988=昭和63年を以て封印されていた過給システム、即ちターボ・エンジンがほぼ四半世紀ぶりに解禁されるのだ。勿論、当時よりも過給圧などは大きく規制されるだろうが、この辺りの変化にも留意して観られると良いかもだ。再来年よりの復帰を決めた我らがホンダも、この辺りの変化を念頭に、これからの準備を進める事となるのではないだろうか。

最後に、モーター・スポーツは、戦争や凶悪犯罪の抑止にも貢献すると言われている。モーター・ジャーナリスト 赤井邦彦さんがスポーツ紙上で触れていらした事だが、特に我国を含む多くの国々で、産業技術や文化にも貢献するモーター・スポーツへの正しい健全な理解が、まだまだ不十分とのご指摘であった。これには俺も同感。この理解を妨げているのが、一つには左派勢力主導による「誤った平和教育」にある事は、かなり濃厚だろう。戦争のみならず、性犯罪やストーカー事件の抑止にも、相当な効果が望めそうだ。防犯の見地よりも、そうした努力を蔑ろにしていては、再び悲劇が繰り返される事になりはしないか。

Suzuka

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