Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

体感~岐路に立つ

2004-08-12 23:33:00 | インポート
今月は岐阜の路面電車、名古屋鉄道岐阜市内線とその関連路線の特集記事を進めております。
さて、画面で語ったり記事を綴ってばかりいてもいけません。先月から今月にかけ、主に土曜日を中心に、岐阜の街を巡って参りました。日中は自家用車、交通事故の危険が大きい夜間は鉄道便を利用しての往来です。
岐阜市街の道路・・・やはり決して広いとは申せません。片側二車線の所は少なく、そこを路面電車と共有するのですから、かなり通行は辛いものがありますね。違法な路肩駐車も他の市町と同様です。中心部はやはり相当な過密ぶり、時間貸しの駐車場探しも一苦労です。驚いたのは電停の乗降スペースの事。何と打ち上げられておらず、安全地帯とはなっていないのです。
車道とは白線で色分けしてあるだけ。それも人間1人分の幅しかない狭さです。
自動車で走っていると、初めての目には見落としてしまいそうで大いに不安。電車を待つ乗客の姿を見て初めて「あっ、電停だったのか!?」と驚いて気がつくと言う具合。地上、車上の双方共相当危ないです。
さて先日、最も気象条件の悪い雨の夜を選んで名古屋鉄道新岐阜駅から北西の方へ向かう電車に乗ってみました。夕方遅くとあって利用者はかなりの数で、来春廃止の噂が信じられない程でした。
乗降スペースに多くの人々と共に立ってみますと、やはり大いなる危険が身に染みて理解できます。赤信号待ちの車両からは本当に僅か1m足らず。信号が変われば、本当に肩も触れんばかりの距離を、車群がハイペースで流れます。ドライバーの注意が僅かでも不足しておれば、最悪人身事故の恐れもあるでしょう。岐阜の街中の電停がこのスタイル。この安全上問題のある施設が、あるいは岐阜市内線他の存廃を左右する一因となったのかも知れません。*(注意)*
コメント
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